
医師は,抑うつ状態に陥った女性が自分の症状について行なう説明を一心に聞いていました。絶え間ない頭痛,怒りっぽくなること,便秘,食欲不振,不眠症,慢性的な疲労感などがその症状です。どっと泣き出すことがあり,時には死にたいと思います。医師はそれに対して,「問題はすべて頭の中にあります。まずはご自分の状態がはっきり分かるようになってくださらなければ,わたしには手の施しようがありません。是非,精神科のお医者さんに診てもらってください」と言いました。
悪気はないのですが,この医師の意見は一般の見方を表わしていました。しかし,重症うつ病に悩まされていたこの女性のように,その苦悶は全面的にあなたの考え方に起因していると言われると,打ちひしがれてしまう人は少なくありません。確かに,人の考えは善くも悪しくもその人の体に影響を及ぼします。それでも,体の病気が人の思考過程に影響を及ぼし得ることを示す証拠も多くなってきています。
しかし,その証拠を検討する前に,“抑うつ状態(うつ病)” という語がかなり広範な感情の状態を包含することを理解しなければなりません(わくの中をご覧ください)。
なんか、うつ病ばかり調べていたら、
もう、うんざりって感じだな。
でも、自分の生活はずっとうつ病に支配されているんだよね。
昨日は、体育館に行きたくても結局行けなかったし
買い物にもいけていない
何とかしないとな
ひきもりになっちゃうよーーー