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パニックの根本原因

パニック発作は多くの場合,成人期の初期に始まり,男性よりも女性に多く見られます。発作の原因は何でしょうか。はっきりしたことは分かっていません。大脳辺縁系に異常があって,生物学的な素因がある人に発作が起きると言う人もいます。この症状は遺伝すると考えている人も少なくありませんが,脳の化学的構造はストレスを引き起こす要因によって変化すると言う人もいます。

戦争,レイプ,子供の時に受けた虐待といった衝撃的な体験の記憶が発作を引き起こす場合もあります。ある調査では,過去に近親相姦の犠牲になった人がパニック障害を起こす割合は,一般の人より13倍も高いことが明らかになりました。パニック発作その他の症候群は,それ自体も問題ですが,著述家のE・スー・ブルームの言う,「近親相姦を車輪のハブとするスポーク」である場合も実際にあるのです。

もちろん,衝撃的な体験だけがパニック発作を引き起こすわけではありませんが,ウェイン・クリッツバーグ博士は,それが原因である場合,「根本原因である精神的衝撃をいやさず,虐待の副次的な結果の処置に当たっても問題の恒久的解決にならない。それは,肺炎の治療に咳止めシロップを飲むようなものである」と警告しています。

肺炎なら、症状を緩和し、炎症をとめるものを
服用すれば治るけど、
心の傷はなかなか治らないよね。
まして、いろいろな精神障害、
感情障害が併発していると、
いったいどれから手をつけていいのか解らなくなる。
医者の治療はもちろん、
自助グループ、カウンセリング、女性のリハビリ施設への入寮
いろいろやったけど、どれも人間のやることだから不完全だよね。
お前はもぉ (  -) 死んでいる…まで付き合っていくしかないのかな?
まあ、ゆっくりぼちぼちと、棚卸をしながら
精神的な資産と負債を整理していきます。