
セアラはこう説明しました。「いつも自信がありませんでした。自尊心はとても弱く,自分は何の考慮にも値しない人間だと思っていました」。多くの場合,自信のなさに伴う苦しい気持ちが決定的な要因になります。箴言 15章13節は,「心の痛みのゆえに打ちひしがれた霊がある」と述べています。聖書は,外部からの圧力だけでなく,内部にある懸念の結果として憂うつな霊が生じ得ることを認めています。では,自尊心の弱さは何が原因なのでしょうか。
人の思考の型は,ある程度人の生い立ちによって形作られます。セアラは次のように打ち明けました。「私は子供のころ一度も両親からほめられたことがありませんでした。思い出せる限りでは,初めてほめ言葉を受けたのは結婚してからのことです。それで私は,他の人たちに認めてもらおうとしました。私には人の反感を買ったらどうしようというこの大きな不安があります」。
セアラの感じていた認められたいという強い欲求は,重度のうつ病になる多くの人に共通した要素です。研究によって明らかにされたところによると,そのような人たちは,自分の成し遂げた事柄に基づくのではなく,むしろ他の人が示してくれる愛や是認の上に自尊心を築き上げる傾向があります。そして,自分がだれかに気に入られたり重要視されたりする程度によって自分の価値を評価することがあります。「そのような支持を失うことが自尊心の崩壊につながり,それが大きな要因となってうつ病を引き起こす」と,ある研究チームは報告しています。
自分が保険のセールスをして、トップから外れていくとき、
舞は舞だと豪語しながら、ものすごい恐怖と不安があったな。
今でも、人の是認をえようとしたり、
見捨てられ不安が強いのは、なかなかなおらないね。
自尊心と傲慢さは反比例すると思うんだけど、
皆さんはどう思われますか?