野の真ん中で四方から火を放たれ、
絶体絶命の危機に立たされたことがありました。
その横には、オトタチバナヒメの姿もありました。
⬆︎神話の世界のこのシーンです
火中(ほなか)に立ちて 問ひし君はも
その面影を みるぞ悲しき
この歌の「君さらず」が転じて「木更津」「君津」に、
「袖しが浦」が転じて「袖ヶ浦」という
地名になったと言われます。
また別の説には、
オトタチバナヒメを失ったヤマトタケルが、
悲しみのあまりしばらくこの場に留まったことから
「君不去(君、去らず)」が転じて
「木更津」になったとも言われます。
其(そこ)より入り幸(いでま)して、走水海(はしりみずのうみ)を
渡りし時に、其の渡の神、浪を興し、船を廻(めぐら)せば、
進み渡ること得ず。爾(しか)くして、其の后、名は弟橘比売命、
白ししく、
「妾(あれ)、御子(みこ)に易(かわ)りて、海の中に入らむ。
御子は、遣(つかわ)さえし政(まつりごと)を遂げ、
還奏(かえりもうす)べし」
とまをしき。
海に入らむとする時に、菅畳(すがたたみ)八重・皮畳八重・
キヌ畳八重を以(もち)て、浪の上に敷きて、其の上に下(お)り坐(ま)しき。
是(ここ)に、其の暴浪、自ら伏(な)ぎて、御船、
進むこと得たり。爾(しか)くして、其の后の歌ひて曰はく、
さねかし 相模(さがむ)の小野に 燃ゆる火の
火中に立ちて 問ひし君はも
故(かれ)、七日(なぬか)の後に、其の后の御櫛(みくし)、
海辺(うみへ)に依(よ)りき。乃(すなわ)ち其の櫛を取り、
御陵(みはか)を作りて、治め置きき。
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