続いて〜
その頃の
日本のタイユバンロブションの顧客様は
一晩で数十万円のワインをあけるかたは
当たり前のようにいますって教えてもらったので
共同企画だったから
そのような顧客様が
私の話と花を楽しみに来てくださるわけで
パリ？タイユバン？
と私がチンプンカンプンではと
本店に飛んでみたのでした。
もちろん向学のために自費で
そのような
下調べや体験をしてみる
身を置いてみるということが
自分の中に培われて行く
Champs-Élyséesから一本入ったあそこの左の本店の
入り口はこうで、
室内のインテリアや
メーテルドテルはこうで
階段上がった二階のお部屋はこうで
ジビエのお料理やウサギのお料理がこうで
と
ワインのことは深く語れなくても
それくらいは
身を置いて
知るということ。
お金とはそのようなことに使って
自分の中の教養や
品格となって行く
ブランド物のバッグや宝石や時計にかけるお金より
そういう
自分の中身や教養を磨くということが
価値があると思っている。
そして
パリに自費でそこまでスルゥー？の
下調べの体験のおかげで
パリにご縁が深まったのだ
もちろんのことフルリストを訪ね
知り合いになり
パリのトレンドや花づかいも知る
そして
帰国して数週間後に
一本の電話が入り
思いもがけない展開がパリにご縁が結びついて行った
パリコレの花を手がけてもらえませんか？
電話はそのように言ったのだった。
一見無駄と思えるようなことに
お金と時間を使うことが
自分をさらなる高みに連れて言ってくれて
さらなるご縁が結ばれる
人生とはこれは、間違いのない法則だと
身をもって思う
こういうことが続々とやって来たから
こういうことかと知って行く
魔法のような展開は
自分がまず一歩
無駄と思えることに心を注ぐこと
よくやるよって
自分と思っちゃうほど何の得にもならないでしょ
っていうことをひたすらやること
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