〜〜Facebook杉本薫子より〜〜
娘の披露宴を執り行いました。
私は花嫁の母としての感傷に浸る暇もなく、本業の
ウエディングプロデュース、オリジナルウエディングのフラワーの専門家として30年仕事をしてきた立場と
しては一番手ごわいお客様となるわけです。汗
娘たちの思いはイギリス暮らしが長いのでイギリスで体験した本格的なイングリッシュガーデンウエディングや
一方で海外にいるからこその日本らしさも重んじたい・・ということから両方を表現しよう！ということで
ザ・日本のホテル「ホテルオークラ」さんでこの思いを協力していただくことに。
つまり、
行き着いたコンセプトは「和でもない洋でもない、和でもあり、洋でもある 和モダンウエディング」
和装の時は日本の秋の花で和のしつらえ、お色直しの時に高砂（メインテーブル）もすべて
イングリッシュガーデンへと転換！おそらく史上初の本格的転換。流行っていくかな？
歓談の時間帯に私のスタッフたちが黒子としてしなやかに和から洋への転換を果たしたのです。
しかもどちらも新郎新婦のメインテーブルを置きません。
衣装が素敵に見えて、友達たちも自由に写真を撮れることからテーブルがある必要性が無いわけです。
和を尊び洋を嗜み（たしなみ）ながら明治から大正時代、西洋の文化を取り入れて「大正ロマン」を醸成した古き良き和の中にも
革新的なおしゃれをプラスした・・・トレードマーク的なシンボルとして矢絣（やがすり）の和紙を使い手ぬぐいを作りました。
弓で射られた矢は戻らずにまっすぐに進むことから縁起物としても古くから知られるということで
幸せを求めて飛んで行ってくださいとの意味もあるということでしたからなおさらこれを、テーブルコーディネートに。
そして、そして
披露宴会場の中央に5メートル四方のステージを設け、ファミリーからのおもてなしをディナーショーさながらに。
プロとしてシルクドソレイユ他海外で活動している息子の演目、新郎新婦がこの日のために練習をした三味線をルパン三世で弾く、新婦手作りのパラパラ漫画、新郎の妹三姉妹の連弾、
など会場を盛り上げ一体化。海外からのお客様も多いので、楽しいあたたかなふれあいで盛り上がりました。
ドレスでお色直し入場の際はドレス姿がよく見えるようにステージに立ち、そして桂由美先生にドレスのデザインコンセプトなどをスピーチしていただいたり・・
列席の皆さんも、こんな披露宴は初めての体験ということで、「楽しかった」「なにが起こるかワクワクした」と感想を言われました。
私としても世界のウエディングを見たり手掛けた立場として、日本らしい厳かさをはじめと最後、間は海外ウエディングのように楽しく洗練されて・・
皆さんが幸せな気分になっていただけるように、ありきたりでない、今までみたこともないウエディングということで
オークラさんあげてのご協力をいただきながら実現できました。オークラさんとしても新しい試みということで清原会長もご出席賜り、はじめ皆さん、そして
花も日比谷花壇さんにもご協力いただきました。
娘はイギリスの日本大使館で勤めているので上司はいらっしゃれませんが、中根外務副大臣もご公務の海外からの帰りに駆けつけてくださったり、私関連のブライダル業界の重鎮達も、それらの方々までこんな披露宴は初めての体験だと楽しんでくださって嬉しかったです。
アフターパーティは、メルセデスベンツのサロン。マイバッハという４０００万円ほどのベンツが送迎してくれて六本木のサロンに着くとレッドカーペットを歩いてフラワーシャワーをしました。
ベンツサロンの方はシルバーメタリックのバラと白でフラワーデザインしました。
楽しい1日でしたが、お客様の花嫁さんのためのウエディングと違って母としてもおもてなしで忙しいから、あまり気を使ってあげられずにちょっとだけ後悔しておりますが、合格点かな？
写真最後までご覧いただけると嬉しいです。
２５ansウエディングさん、ホテレスさん、が取材をしてくださいました。発売が楽しみです。
和装の打ち掛けの美しさを魅せるために毛氈に座り、日本の秋の花の美しさと
花で綿帽子ならぬ花帽子
ドレスにお色直しに合わせて高砂もイングリッシュガーデンに転換
私の黒子が頑張りました
ユミカツラで作ったドレスはフランス製リバーレース30メーター使ったって桂由美先生がスピーチで言われました。
娘のためのゆれるブーケ
この日のために習った三味線でルパン三世を
イギリス、チェコ、スイス、モロッコ、台湾など世界から友人知人が
エントランスは、KAORUKO IKEBANA
桂由美先生、山野愛子二代目ジェーン先生、学生時代からの着付けの恩師も
妹のためにオーストラリア公演から帰国した新婦の兄は
ステージでシルクドソレイユ他で披露の独自の演目を
イングリッシュガーデンはくつろいで皆さんも写真を。
ゆみちゃんと。
笑
桂由美先生とです。
受付で配布した二人のコンセプトお読みくださいませ
全国からの認定の先生方が私のデザインに基づいて制作しました。
マカロンタワーや、三段ケーキは１５年前から私がやって花時間や25ansウエディングに取材掲載された元祖が私。私の出すデザインは時代より10年早い。とよく言われます。
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