ひな祭りがこんなにも感慨深いものだと気がついた。
最後までよんでくださるとジーンとするかも。
(`_´)ゞ
ここ数年…忙しさにかまけて…娘も22歳の大学生だし…夫は単身赴任で男でもない…お手伝いさんも退職…
めんどくさいしださないでいっか!
と思ってひな祭りをしないでいた。
食べることだけは
ハマグリの潮汁を水から昆布だしで作り、菜の花のおひたし、お寿司…を作り、雛あられ、甘酒…
お雛様フラワーアレンジメントって教えたり
そのくせ自分ちのお雛様はしまいっぱなし。
そんなここ数年。
今年もそういうつもりでいたら
とあるFacebookの投稿でジーンとしちゃった。
『16年前おばあちゃんが買ってくれたね』って。
言葉の魔術師として尊敬している某出版社の方がご自分のFacebookに書いていた。
いっきに
脳みその中で
22年前おばあちゃんが買ってくれたねって…
変換された。
あわてて押入れの天井からようやくお内裏さまとお雛様を出した。
ほかの諸々は無理だけど
これだけ出してみた。
娘が生まれて愛おしい女の子の誕生に、今は亡き母が買って送ってくれたんだった。
自分の小さい頃の自分のお雛様と母の思いで…
娘が生まれたときの初節句の私と母…
毎年毎年の娘のためのお雛様の時期
…
娘との思いで。
いろいろな事が去来して
切なくなった。
22年前
おばあちゃんが買ってくれたお雛様…
なんていいながらあわてて二日の夜中に出したお雛様に
娘と私の間の空気が優しくなった。
娘のために出して母を感じるおひな祭り。
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