迎え火を焚くのに弟が仕事から少し遅れるというので、父と待っていた。
あたりは隋分暗くなり始めた。
もうしたくも終わって、いつでも出れる様に待ち兼ねているだろ。
もう、みんなでかけちゃって、お母さんだけ待ってるんじゃないか?
って。父。
微笑ましい推測。
お先に行って来まあすと
一人行き、二人行き、と。
あの世の空の上から、迎え火を目じるしにさぁーっとおりてくるのかしらね?
(^ー^)ノ
昨年新盆のときは、
うちのお母さんはまだぼけてない、
じぶんちくらいわかるはずだって。
迎え火を目じるしにしなくても…と。
迎え火を焚く前に悪態をついていた父。
大切な人を亡くした立場だから言えるほんとのことだろう。
送り火の日も、送らないにしよう…ずっといる様に…と言っていた。
送り火を焚いて送り出すのが切なくさみしいことなんだと胸が締め付けられた。
明日はなに食べたい?と聞く私にお母さんのカレー美味しかったな。
二日間は煮込んでいたないつも…
最近はボンカレー食べてるよ(レトルトカレーという意味)
じゃあ作ってあげる。
いや。あの味はお母さんしかだせないなぁ…
あっ、!明日お母さんに作って行ってもらえ。
そうね、あさってまでいるんだからね。笑。
…
少し切ないお盆かな。
(ちなみに、呆けた人との会話でないです。究極の愛の物語?)
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