東日本大震災被災者支援コンサートが渋谷カトリック教会大聖堂で行われました。
右から重要無形文化財保持大鼓奏者大倉正之助氏
私と肩を組んでいる方が世界的バイオリニストでユネスコ親善大使のイヴリーギトリス氏
この3人のコラボレーションでしたが、友情出演で飛び入り参加のみねははさん(私と双子みたいな女性・笑)
癒しの歌は最高です。それとアンデス音楽奏者、韓国打楽器奏者のかた
私のフラワーデザインは昨夜のブログに書いた通りです。今朝驚きの事実が判明。
私が選んだの「幸福の再来」と言われるすずらん。鎮魂のための花だから、華美であってはならない、一輪の花があればいい・・・と言うイメージ
それをフラワーアーティストとしていかに表現するか?
幸福の再来として選んだすずらんはナント
「聖母の涙」とフランスでは言われているとネットで今朝見て驚いた。
私が下見に行ったときマリア様像にごあいさつをして鎮魂の花を手掛けさせていただきますとお祈りしたのだった。
そしてデザインを考える時いつもそうであるように目をつむり天と繋がるとインスピレーションは降りてくる。
それがすずらんだったのだから。
そして更に驚いたのはすずらんは日本名で「君影草」というらしい。
驚いたのは昨日のポエムに書いたように悲しみにくれる人の傍らでひっそりとたたずむ・・・・というイメージのデザインを考えていたからだ。
やはり花の神様と私の神様とカトリックの神様は一つになって天に昇った尊い犠牲になられた命
を思う私の花にメッセージを下さっていたのだった。
知らずに考えたフラワーデザイン
ほらひっそりとこんな風に今朝の市場で仕入れた500本のすずらん達をひそやかに
ひそやかに足元に足元に挿して行ったのです。
イイ考えでしょ。。。かわいらしくて、可憐で純粋無垢なすずらんたち・・・
そしてすずらんはひそやかに足元。
そしてバラや芍薬、そしてアジサイを削ぎ落したスタイルで
「その一本一本が思いを語るようにアレンジしていきました。」
鎮魂の花はゴージャスであってはならないと言う神父様の思い。
KAORUKOと言うフラワーデザイナーがそれを本当にいちりんざしの花瓶にデモ入れてただ並べるだけであったりしたら、このコンサートの花はKAORUKOである必要は無いのです。
花が何かを語るかのような。。。天高く上った魂に。。。
大倉氏の大鼓とギトリス氏のヴァイオリンの融合は本当に見事でした。
超一流とは神の領域の仕事をする人。人間技の域を超えて。
ただその空間にいるだけで空気までもが変わると言う。
お二人を囲む私の花達、これが3人のコラボレーション。
最近のブログっで出すブーケはアーティフィシャルだけどこれは本当に生の花。生花のすずらん。
幸福の再来・聖母の涙・君影草・・・・
取材に来てくれたウエディングパークの瀬川さん(左)と水瓶座の会の水野さんとみねははさん
フラワーデザイナーの醍醐味として
ウエディングであればカップルの思いを表現するように
思いやその人の心を花で私が表現して差し上げること。
清楚に可憐に純粋無垢にそしてはかなげでありながらも凛と
レクイエムの花を表現した今日だったのでした。