BIAブライダル事業振興協会の修了式です。
8日間の熱い勉強を過ごし見事テストに合格したみなさんが塩月弥栄子会長から直々に一人一人修了証書を授与されます。
100人近い受講生にまるで学校の卒業式のように一人一人手渡しされお声をかけてくださり握手をしてくださいます。
ご高齢にもかかわらずこれは凄いことです。


このようにみなさん緊張の厳かな中での証書とバッジの授与です。


私も担当講師として前方の来賓席に座らせていただき見守りました。

上手の前方は理事各位の方がたと人材育成委員の方々です。

塩月弥栄子会長の授与に引き続き人材育成委員会の会長でいらっしゃるホテルオークラの清原社長からの御言葉はとても素晴らしいお話でした。後半書きます。




弊社からはKAORUKOブライダルフラワーアカデミーの50代の座間講師とブライダルフラワープロデューサー新人研修スタッフの20代新卒の平野理奈が受講しました。

全国から集結のみなさんと熱い8日間を一流講師陣の講義を缶詰で聴けてこれは本当に何事にも変えられない素晴らしい体験だと思います。

生まれ変わったように・・・・なれるでしょうか・・さて。


一流にはわけがあるのです。
そこまで行きつくためののり超えてきた、昼夜365日それだけをやり続けてきエキスパート、極めたその道のトップの方がたの積み重ねてきた貴重なすべて・・・これをを聴くだけでなく五感で感じることができるという講義です。

いつもブライダルフラワーを業界を代表して担当させていただいていますが、今回他の講義もいくつか拝聴しましたが、イヤ本当に凄い8日間だと実感。
こんな講義はおそらくみたこと無いくらい凄いです。
まぁ、言ってみればブライダルのエリート養成カリキュラム。ブートキャンプのようなかんじでしょうか^^



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人材育成委員長  ホテルオークラ社長清原様のお話


熱い8日間を勉強し、これだけの講義を学んだと言うことをみなさん自信を持ってください。
でも、自信を持ちすぎてはいけません。
たくさん失敗してたくさん怒られて、たくさん恥をかいてください。
と言われました。

そしてご自身はまだ駆け出しのホテルマンの頃、失敗して叱られて、転んで恥をたくさんかきましたがそれが今の自分のためになっていると。

恥をかくこと、人前で転ぶことは誰でもうれしいことではない、でもあるとき柔道の記事を読み、柔道は受け身であり、いかに転ぶかである。それが上達の道。
それを読んで自分は受け身で学んでたくさん転んでたくさん恥をかこうと思って頑張ってきたと。

言われました。私も思います。
私も滅私奉公ということがいかに大切かを思います。
自分を主張せず、はいはいと素直に聞きながら失敗して失敗して恥かいて学ぶこと。


本当に下っ端からコツコツコツコツ、叱られ叱られ、失敗をし、恥をかき、落ち込み・・これがいかに大切かを私も一番いつも思います。



私もそこを通ってここまで来ました。
私なんてまだまだですが、各界の一流のさらに頂点に上り詰めた方がたは例外なくここをちゃんとやってきた方々です。
そこの継続が力になり、そこを逃げずに自己逃避自己憐憫せずに自分の向き合い乗り越えて自分を成長させてきたか?ということ。


私も数えきれないほどの涙と落ち込みがありました。
失敗ばかりの本当にダメなやつの代名詞のようなのが私でした。

でもなんとかここまでこれたのはある段階でそこに気がついたからです。

頑張るしかないのです。やるしかないのです。
楽して給与もらえるわけはない、楽して成功できるわけはない。苦しみの方が多いのです。
(でも苦しみは付きものでも、好きなことの苦しみはやがて癒しにもなるとはワタベ会長の談。)

「頑張った自分に自信を持ってください、でも自信を持ちすぎないでください」:とはまさに!である。


そして塩月先生は一人一人に握手をされ「頑張ってね:」の他にも時折「忘れないでね」と言われた。


忘れないでね。。。。


この言葉の深さを私は感じる。
私もいつも思う。生徒やスタッフや弟子をみていて。
人はすぐ変わる、人はすぐ忘れる。
実に残念だと思う。
忘れないで進める人はほんの一握りだ。
この忘れないでね。の深い意味を心にしみとれたのは果たしてどれだけの人がいたかはわからない。

今の気持ち、初心の気持ち、素直な気持ち、純粋な気持ち、勉強したこと、積み重ねたこと、失敗したこと、恥をかいたこと・・すべて忘れないでね。。。なのだ。

私もいつも心で自分のスタッフ生徒弟子に祈るような気持ちで見つめるからとても深さが伝わった。

でもそこから先は誰でもない自分自身の問題なのである。

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他にもワタベ会長、高見社長、江口教授はじめ講師陣が見守るなか最後は懇親パーティーでお祝でした。