昨日、衝動的に彼のことが嫌になり連絡先をブロックした私。
またいつものように、時間が経てば相手を許し、受け入れるようになるかもしれないが、
昨日唐突に嫌になった理由のひとつに、
一冊の本を読んだ影響というものがある。
その本は、「愛人(家田荘子著)」。
様々な不倫愛を選択した24人もの「愛人」を取材した、ルポルタージュである。
(昨日たまたま市民図書館で見つけ、思わず手に取ってしまった。)
この本が発行されたのは、今から20年以上前の1995年。
その時代の、景気の良さをうかがわせる内容もしばしばあり、
現代では考えられないこともある(例えば、携帯電話が今ほど普及していないため、連絡手段は自宅の電話など)。
それでも根本的な男女の部分は、この頃から何も変わっていない気がする。
もちろん、本当に愛人契約をしてお金をもらって不倫をする例もあれば、
お金などもらわず、ただ相手にとって「やすらげる相手」「都合のいい相手」になる場合もある。
私は後者にあたるのだが、
その例を読んで、ふと冷静に、客観的に思った。
“あぁ、男も馬鹿だし、女も馬鹿だな”
…と。
もちろん、理解できるところもたくさんあり、胸が締め付けられるようだった。
だが、こうやって第三者の立場で考えると、
「どうして」と思う。
「何故そんなにも、その男のことが好きなのか」
だけど、
「離れたくても離れられない。
だってやっぱり好きだから」
そう言う気持ちも、痛いほど分かる。
読み終わって、ふと思った。
この頃から20年以上経ち、
彼女たちは今どうしているのだろう。
この時1番若い18歳の子でも、今では40歳手前。
この20年、どういった人生を生きてきたのだろう。
それは、私がこれから歩もうとしている人生になるのかもしれない。