目覚めれば、外は土砂降り、
雨の日は、映画館に映画を観に行く、という習性がある、
という話しを同世代から聞いて、つい、
"そんなこともあったなあ、,". と、
朝イチから話題のジブリ「君たちはどう生きるか」を観にいくことになった。
アカデミー賞の影響とはいえ、朝9時からの上映
にもかかわらず、結構な入り。
二時間と4分が、あっという間に過ぎて、久石譲
さんの音楽が、頭の中にずっと鳴り響いている。
三条柳番場のわたつねさんで、たまごとじそばと
小天丼セットをいただいて小腹を満たし、その足で
三条京阪駅へ。
ちょうど来た特急に乗れば、10分で丹波橋、準急に乗り換えて一つ隣りの伏見桃山へ。
お目当ては、藤岡酒造さんの酒蔵Barえんさんで
いただく、大好きな銘酒「蒼空」さん。
20年以上前は、まだ蔵元さんの入り口で作りたてのお酒をいただける、昔ながらの角打ち然としていた
のだけれど、今となっては、カウンター五席も、
囲炉裏のあった待合の小座敷も、インバウンドの
観光客さんで満席。
最近のテレビでの紹介で、国内の日本酒好きさんで
満席かと思いきや、SNSで知れ渡ったのか、日本酒
好きのヨーロッパ人に大人気になった、とのこと。
あらばしり、にごり酒から、純米吟醸、大吟醸も
おしなべて@¥620でいただけてしまい、さらには
平日限定の飲み比べセットでは、特選の三種類が
1400円でいただけてしまう有り難さ!
さらには、酒好きにはたまらない、極上のあて、
おつまみ、
今年は大不漁で、泳ぐダイヤモンドにもなって
しまった瀬戸内播磨の"いかなご"は、西の国の春の
季節の風物詩、
熊本名産の山ウニ豆腐は、箸の先のほんのすこしで
口中に香りがひろがり、それを吟醸酒で洗い流して
飲み干す、至福の時間を経験できます。
長芋のワサビ漬けに、赤かぶの浅漬け
(続く、、)