11月25日(日)辛酉・三の酉・三碧・先負・ひらく・房・一粒万倍日・海王星が留

11月26日(月)壬戌・ペンの日・二黒・仏滅・とづ・心・(八専)間日・一粒万倍日・カシオペヤ座RZ星が極小・月が最北(赤緯+21°28.7′)本年最北・木星が合(太陽の北00.7°、-1.7等、視直径31.1″)・月の距離が最近


色々と書こうと思うことがありますが、実は消去、消去で残ったものだけ少しだけ書き、Twitterの文字数に縛られると、読む方も大変ですし、長文を短文にして、やや長いもの。そんな内容を今回も綴ります。


中でも、「下町ロケット」は、何度も触れると言いつつ遅れましたので、一度、書いておきます。



このドラマは、芸術フィールドの活字フィールドにおいて、


自由に書ける物語の性分には歩幅を合わせず、


徹底的に規制を用意して、構成された、頑固な物語と、観ます。

 


そして、作者池井戸潤さんは、「新社会派」として、社会には、提案を、ドラマ界には、現代の最先端にいることを無言で伝達、


推理小説界にも、喧嘩を売っているような、ものすごい作風、書き手ですよね。

日本ミステリー文学大賞を受賞された綾辻行人さんが、こういうタイミングで受賞されることもズレを感じますが、


実は本来は、綾辻さんたちが、危惧し、頭を垂れる時代でしょう、一部(時代のコメンテーターはるかぜちゃんの出演で)、朗読劇「再生」が一部で話題になっても、探偵小説は、斜陽して、


池井戸潤さんが旗手として、新社会派が、大衆の心をつかみましたから、


調度、横溝正史の魔の年の魔の日頃でもありますし、時代は変わった感を感じます。


社会派小説、社会派ドラマ全盛期に、「今の時代はすべて自分とは合わず、推理小説も、刑事ドラマも論理性なき、推理抜きでの安易な逮捕劇で、自分の追及する本格的な推理を行う推理小説は、今の時代、まったく求められず、


受け入れられない、そのために、自分の書く探偵小説ではどうやっても賞が取れない。この社会派ミステリー、刑事ドラマ全盛期に青春期の自分は、


何と不幸なんだ」と嘆いていた、綾辻行人さんが、島田荘司さんに続き、時代を一転させて、


つまり、探偵小説を復活させて、社会派ミステリーを終わらせたように、


つまり、松本清張ブームから派生し、さらに推理色の薄くなった社会派ミステリーの時代を嘆いていた本人が、その時代の扉を閉める役割を島田荘司さんと二人で行い、


新しい探偵小説ブームが再来。


~1980年代末は、推理小説世界の大転換期と、読みます~



その影響で、自分のところの探偵小説がこんなにも売れるのなら、


今こそ、漫画でもそれを企画して、時代の波に乗ろうと、


出版社サイドにより企画された「金田一少年の事件簿」の連載開始にて、


(さらには、マガジンが、それで成功したのを横目に、サンデーも早急に対応だと、「名探偵コナン」が颯爽と登場し)



刑事が組織力で、足を使い、捜査をしていく

社会派推理小説の時代は、一人の名探偵による名推理形式の復興によって、


完全に終わってしまい、社会派の良い面まで消えてしまいましたが、


今は、まさに探偵小説が衰退していき、


物語は、社会的なリアリティを求めて、


その時代に呼ばれるように池井戸潤さんが「半沢直樹」で、出世したのも、何か、自然の流れなのかもしれませんね。


私は、池井戸潤さんがデビューした頃、乱歩賞作の感想を送り、お返事をいただいたことがありますが、あの頃はまだ池井戸潤さんも個人でHPをされており、メルアドまで公開していたので、そんなことが出来ましたが、


ただその時、こんなに出世されるとは思ってもみませんでした・・・。


事実、デビュー作には、今のような、浪花節はありませんでしたから・・・とても、緻密な銀行小説ではあっても、「半沢直樹」のような台詞や、味はなかったので、きっと、その後、


今のままだと、普通の銀行小説だから、何か強い特色をなどと考えて、半沢直樹に行き着いたのかもしれませんね?



さて、そういう池井戸潤氏の最新ドラマ「下町ロケット2」ですが、


今期も、ものすごいリアリティで、圧が凄く、圧倒されそうですが、


ただ今期は、作者もやや苦戦していそうな感があります。 


それはやはり、物語、その作り方が、やや形式化してきた感があるためです。


無論、クオリティだけは、とっても高く、企業分野を描く時代の第一人者だけあって、見どころは申し分ないですし、何よりも、


書き手として、総合力がものすごいではないですか。


例えば、コアなミステリーと、コアなSFを書かれる書き手の場合、


技巧面はすごいですし、池井戸さんと同等か、やや上だとしても、


コアなもの(ミステリーとSF)の書き手は、人間ドラマがあまり得意ではないでしょうし、


その多くが、機械と数字だけが特化していて、


しかし、それが人間(ドラマ)とは結び付かず、科学だけ、どこか浮いているでしょう。


そのために、感動を生み出せないわけです。そして、そうやってこれまで来た経緯もありますし、


基本、科学的ではあっても、実社会で、その科学がどう扱われ、ビジネスの場で、どう展開しているかなどは、


マッドサイエンティスト風な作家だと、会社人間ではなさそうですから、


そういう、世界をまず描かない(描けない?)でしょう。


無理して、せいぜい、大学の研究室や、そこでのやり取り、製品などを少し絡めて、結局、味気ない会話になってしまって、


人を描いても、描き切れずに終わってしまう。


(その点、朝ドラは、人を描いているので、難しい分野を描いても、視聴者をけん引する力はありますが)


さて比較はさておき、現代の「新社会派」かつ第一線の書き手である池井戸潤さんは、数字、理論、技術を描きつつも、とても驚されますし、魅了させられます。


それは、やっぱり、義理と人情、


総じて、浪花節があるからではないでしょうか?


生き方、話し方が熱く、何故か、熱血ドラマのように、主役が、理をテーマにしつつも、


一直線で、ぶつかっていく。


時には、数字よりも友情を重んじ、会社の在り方や、プライドを、


真剣に尊び、熱弁していく。


数字や技術をテーマにしながらも、スポコン漫画のように、気合や、根性で、


ぶつかっていく。


それが、今までになかった、この分野における、新しさだと思います。


ですから、新 企業小説ですね、まさに。


さて、他作との比較ではそうなのですが、ここまで売れて、作者の作風を連作してきた結果、


今、観る側が、こう考え始めたようです。


前回の下町の足袋屋、今回も、またエンジン屋、少し、作り方が、似てきた?


そう、知識面には今回も驚かされるのですが、


話の展開、総じて形式が、


ある種パターン化してきているので、その点だけ、もう一歩、視聴者が入り込めない原因ということなのでしょう。


(無論、今、これだけの作品を描ける人がまずいないという点だけは、忘れてはなりませんが)

 

組織を描き、製品を描き、いえ、描くどころか、ここまで緻密な実験の折の会話など、

 


エンジン部品の性能、数字までをも描いて、それをさらにどうすれば進化出来るかとか、


メーカーの専門家、しかも一流の技術者の生の会話をリアルに書いてくる、


もう、ここまでやると、ドキュメントです、


ちょっと、やり過ぎですね、加速し過ぎかもしれません。


工場ドキュメントを、作品でやってしまい、ただ、作者の筆で、熱く語ることで、小説にはなっているのですが、


言葉が魅力的なだけに、主人公に熱く語らせることによって、

 


作者は、視聴者を、言葉で引っ張り、


そして、理系作家の人に多い、クールなやり取りだと、読者、視聴者は、付いていかないことに気付いていると思いますよ、


熱く語ることで、ページをめくらせようと奮闘していそうです。(TVでは、画面の前に留めさせる)


そして同時に、

他にそういう書き手がいないので、独自性も高まり、大変、合理的かつ読者、視聴者をも魅了させることに成功した、


時代の書き手の勝利者ではないでしょうか?


みんな、そんな器用に書けませんよ、プロでも、


ですから今や池井戸文学は、時代を象徴しているわけですね。

この作者と戦うなら、この要素に、


恋愛物語、ムード性などを盛り込んだ方がよさそうです、同じようにエンジンを追求するよりも。


しかし、今回のバルブ・システムの発想も、(週刊誌によると)実際に作者が取材に行き、そこで「農業製品には、エンジンはそこまで求められないですよ、トラクターのエンジンは、エンジンであるなら、それでよいですから。


それなら、トランスミッションを調べてみてはどうですか?」そういう風な返答を農業メーカーからされたことから着想したらしいですし、

 

ある博士の講演などを経て、作品化されているので、そこまでして創作されている人も、少なそうです、いなさそうです。そこまで取材する書き手は。


ですから、圧倒されているのは、読者、視聴者よりも、作家の方だと思います。

 

観る側は、佃製作所が、


機械に熱くなるほどに、別のテイストを求めたいと思う人もいるはずですし、

書き手は、そのことには、気付きにくいので、完璧な人はいないわけですね。


しかし、主人公が必ずピンチになる作りですし、すべてにおいてクオリティが高い


理系のドラマでも、いつも熱い佃社長の熱狂や絶叫によって、観る者の感情が動かされるわけですね。

 

 

ですから、「下町ロケット」は、最高級の洋酒のようです。

 

そこに何かを足して、妙な味にするよりも、このままでよいです。


が、効果を上げるために足すものがあるとすれば、


添えるチーズや、食の方でしょうか?


皆、もうこのテイストに飽き始めているので、しかし、作者もそれに気付きながらも、同時に、これだけ新しいことをしているのに、そう思われるのは心外だ。


だけど、どうすればよいか、わからない。


そういう心境でしょう。おそらくは。


ウルトラマンがウルトラマンで完成され、それを越えられないのと同じで。

 

ただ、何かを足すをのならば、

 

形式を少しだけ変えて、皆が意外だと思うようなことを取り入れるとか。

 

「あまちゃん」で、(朝ドラでは観たことのなかった)

 

潜水服が出てきましたが、あのロボットのような潜水服を出したことで、

朝ドラ・ランキングが私の中で上がりましたし、「あまちゃん」は、そういう点では、


道具(アイテム)の宝庫でした。


アイテムを活かせなかったのは、「べっぴんさん」です。 


同じロケットがテーマの朝ドラ「まんてん」では、女性宇宙飛行士という点が目新しかったですし。まんてんは、宇宙、宇宙で押さずに、合気道の道場を、もう一つの基地にしたことで、宇宙の話題に飽きそうな目を、リフレッシュさせて楽しませてくれました。


無論、池井戸文学は今後、さらに評価されると思いますが、

 

別の作品でなくとも、工場と自宅と、敵の工場と、法律事務所という今のサイクルに対し、

新しい基地を幾つか用意するだけで、作風に飽き始めている人たちも、戻ってきそうな気がします。


事実、現時点でも労働者の美学を描き、


仕事への意欲を掻き立てるような役目を担っていますし、 今後は、


世の中のお仕事を学ぶ「第二の教科書」のように、読まれるようになるかもしれませんね?

 

機械小説、企業小説という分野に、浪花節を盛り込んだ作者は、企業小説に、新しい息吹をもたらした、もう、現代の松本清張、


新社会派の一強の作家。


そして、彼を招いたのもこの時代なのではないでしょうか?


時代の持つ集合無意識が、作者を招き、同時に作者も、時代の集合無意識によって現れた、その化身であられるのかもしれません?










 



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2016年

 


ハロウィンの夜に灯した『星☆灯』

 


 


 


 


 


 


 


 


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 私は、愛知県を、「無震県」と(ある時期まで)改名することを提唱しています!

 

 地震の波動を受けないためにも!

 

 地震に無縁の「無震県」

 

 大地の揺れも無縁となりますことを!

 

 静岡県の新名も閃きました。
 それは「静震県」です。

 

 そして、東京都の新名も閃きました。
 それは「地鎮京」です。

 


 


 


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