水無月も半ばになるこの時期に来期カーネーションの営業に行ってきました。
行き先は北関東4県を二泊三日でまわります。
母の日が終わり、早6月には来年の母の日に開花するカーネの苗の営業が始まります。
繁忙期が終わっても次なるビンカやハイドの出荷に追われてる方もおられます。
相場が厳しかった今年の母の日需要。
カーネは飽和気味なのかしら?
来季に向けて不安を抱く農家さん。
明るい話題は少ない。
今期は大手宅配会社のカーネ販売の撤退や、大手ショッピングモールも昨年対比70%と芳しくない。
昨年対比90%超えは弊社取り扱い先では2社のみです。
価格交渉を前面に出すバイヤー。
しかし、安ければ売れるという認識は間違いです。
そろそろ我々も出来ないことは「無理」と声を上げなければ、間違った方向に業界は進み、衰退期に加速をさせてしまいそうな感あり。
カーネから栽培品目転換としてハイドの声も聞きますが、これも近いうちに飽和となるでしょう。
今年のような暑かった5月は水切れの懸念もありますもの。
近年、この時期の関東営業は世知辛い花を取り巻く背景に、切ない気持ちになって新幹線で帰路に就きます。