熱中症にご用心。上手な水分補給の方法とその量を教えます! | 健康オタク、佐藤薫の健康日記

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健康とか薬とかそんなこととか、知りたくないかもしれませんが、ぼくの日常とか、そんなものを書いてます。

誰かの役に立てばいいなぁ。

高校野球が全国津々浦々で開幕しています。
山形県も昨日開幕して、1つしかない甲子園への切符を競っています。

鶴岡東、酒田南、日大山形あたりが優勝候補でしょうが、鹿児島では樟南が初戦敗退とか、早くも波乱が起こってます。一発勝負は怖い。

こんにちは、
山形のイクメン?健康コンサルタントの
さとうかおるです。

高校野球も熱いけど、
昨日はホントに暑かった。

部屋でパソコンいじってるだけで汗が出ました。

さてさて、前置きが長くなったけど、
今日は水分補給について書きます。
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特に夏場は汗で水分補給を失われたり、熱中症になったりするので水分補給は大事ですよね…。

汗や尿なんかで、1日で失われる水分量はだいたい1日に2リットルから2.5リットルだと言われているんです。
つまりそれくらいは水分補給しないとならないわけです。

でもね、平均的な食事をしていればそこから約1000mlの水分を摂取すると言われているし、食べ物を分解する際に生じるエネルギーから200mlは摂取することができるらしいので、
飲料水からは残りの8001300mlを摂取するればイイという計算になります。

1リットルなら500ミリのペットボトル2本。楽勝じゃん。

…なんて思って一気に摂取しようとするのは、間違いです。

水分を摂取する際は、1度に多くの水を飲んでも効果はありません。
身体が吸収できる1回の水分摂取量は、200~250mlなので、一気にペットボトル1本飲んだとしても、吸収されない分はおしっことして外に出ちゃうわけです。
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だから、コップ一杯程度の水分を1日に68回に分けて飲むようにすることが、有効な水分補給の方法なんですよ。

じゃあ、なにを飲めばいいのか?

そこが問題だったりもしますが、通常の生活では、水で十分です。
お茶や紅茶、コーヒーなどは、カフェインが含まれているので、利尿作用があるので、逆におしっこになり水分が必要量吸収できなるなる可能性があります。
お酒も同様です。

また、ジュースや炭酸飲料は、カロリーが高いので、水分補給には向きませんね。美味しいけどね。

スポーツ飲料は、運動時には適していますが、日常では糖分が高くなるので、持続的に飲まないようがいいですよ。
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また、飲むものの温度は冷たすぎると吸収率が悪くなってしまうので、10℃くらいに戻したものを飲むと、水分が吸収されやすくなるわけです。

はい、ここでひとつ疑問ありませんか?

水とポカリやOS-1みたいな経口補水液の旧の違いです。
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ポカリの方が吸収がいいような気がしますよね。

それも理由があります。

それは体内の塩分量と関係します。

人間の身体には、ほぼ0.9%のナトリウムを含んだ血液が循環しているんです。
また、汗にもナトリウムが含まれています。
汗って口に入った時、しょっぱいですよね。つまりナトリウムが含まれてる証拠です。

大量に汗をかいてナトリウムが失われたとき、水だけを飲むと血液のナトリウム濃度が薄まってしまって、
それ以上ナトリウム濃度を下げないために水を飲む気持ちがなくなったり、
同時に余分な水分を尿として排泄しちゃうんです。

だと、この状態になると汗をかく前の体液の量を回復できなくなり、運動能力が低下して、体温が上昇して、熱中症の原因となるわけです。

だから熱中症にOS-1なんて言うわけです。

そこためにも、熱中症になる前に小まめな水分補給が必要というわけです。

今日と明日は30℃超えるらしい…。
水分補給しっかりして熱中症予防しましょうね~!