若干20歳とは信じ難い、素晴らしい音色。そして、堂々たる態度と全身で音楽を表現する姿勢。 ピアノは幼い頃から、レッスンに通い、今の仕事をとるか、ピアノを仕事にするかを迷ったこともあるので、少しは音色の違いが分かるつもりだけど、ヴァイオリンの音色の違いを感じとる自信がなかった。しかし、そんな心配は皆無。何故なら最初の一音から明らかに違ったから。背筋がゾッとして、全身に鳥肌が立つような感動。これは久しぶりの感覚。
「20歳なのに、この音色」なのか、「20歳だからこその音色」なのか?
同じ日本人として、心から世界に誇れるヴァイオリニストです。本当に素晴らしい夜でした。

PROGRAM
ブラームス : 大学祝典序曲 op.80

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 op.26 第1楽章 前奏曲:アレグロ・モデラート
第2楽章 アダージョ
第3楽章 フィナーレ:アレグロ・エネルジーコ

パガニーニ:「Nel cor piu non mi sento」 による変奏曲

ワーグナー:ジークフリート牧歌

ビゼー/ワックスマン編:カルメン幻想曲

指揮:小松 長生
セントラル愛知交響楽団