Talking with Angels 天使像と石棺仏と古典文献: 写真家、作家 岩谷薫 -383ページ目

死の天使  オスカーちゃん

今朝、なにげにテレビを見ていると、患者の死期を知らせる猫、オスカーちゃんの報道がありました。おとなしくて利口そうな猫ですよねー。僕はテレビに写っている猫にも話かけるくらい猫好きなので、見入ってしまいました。笑。
07_7_28_記事ロンドンのハイゲートセメタリーにも、墓守さんが飼っている猫がいて、ドミノちゃんといいます。ブサイクちゃんですが、おとなしくてカワイイ。この子は、死期どころか、周りが全部死人なので、人が見えないようなものもいっぱい見ているような気がしてなりません!笑。たまに普通の飼い猫でも、抱き上げると、人の肩越しの方をじーっと見ている猫がいます。「キミには何か見えてるの?」と思う時がありますヨ。こういう猫に共通していることは、みんなおとなしくてイイ子のような気がします。(写真はドミノちゃん)

時間と空間、気の一致

07_7_27_記事
トリノでの一枚。この日、天気予報は雷雨で、降水確率も高かったのですが、下見のつもりで墓地に訪れると、にわかに30分ほどだけ晴天になりこんな写真が撮れました。止まっている像を撮るから簡単だろうと思う人もいるかもしれませんが、とんでもなくて、天使に会える時間は、ほんの3分だったりします。それこそ時間と空間、気の一致です。撮影に天使が協力しているのがわかります。そんな瞬間はたとえようもなく幸せで、私の魂もどこかへ飛んでしまいます。笑

青空のある教会

07.7.25_記事ロンドン東南にあるNunhead(尼さん頭?)墓地にある教会。実はこの教会には屋根がありません。戦争中に爆撃にあい、焼けてしまったとか… でも、壁に区切られた青空の見える教会もすてきだと思いました。写真集には紹介していないシーン。