信州読書会さんに参加させていただいて、毎週金曜日に
 課題図書の感想文を提出させていただいていますニコニコ

 

 今回は、スタンダールの『 赤と黒 』の感想です本

 なかなかの長編で、学生の頃に途中で挫折したままに

 なっていた作品ですてへぺろ

 信州読書会さんの課題図書になり、必要に迫られて

 なんとか読むことができました。

 読書には、たまには縛りも必要ですね(笑)

 ナポレオン没落後、貧しい青年ジュリアン・ソレルが

 僧侶階級に身を投じ、才智と美貌とで貴族階級に食い入って

 野望に向けて戦う物語ですビックリマーク

 今回は、ストーリーを追うだけでしたが、再読して

 ジュリアン・ソレルの人物像にも次回は迫っていきたい・・・と

 思っています。

 早くそうしたいけど、課題図書は毎週あるしなぁガーン(笑)

 

 

 

『 愛からの復讐 』

 

 木挽き職人の息子のジュリアンは、才智と美貌を武器に自らの野望と立身出世を目指す。ただ、人生経験の少なかったジュリアンは思い違いをしていた。ラテン語の暗誦のように「愛」も努力でコントロールできると思っていた。

 

でもね、ジュリアン…初めてなのは仕方ないけど、愛は相手の感情があるし、決して自分の思い通りにはいかないよ。そして、とても危険だし…。

 

立身出世や権力を手に入れることを手段ではなく、目的にしてしまったジュリアン。

「愛」も同じように扱ってしまう。レナール夫人の出会いは偶然だったが、マチルドは完全に意図したものだった。何か、達成したいことがあっての野望ならまだしも、それ自体が目的になってしまうと、いずれ空中分解してしまうことを体現してしまったジュリアン。結局、愛をこじらせて、殺人未遂で死刑判決を受けてしまう。それでも、ジュリアンの愛した二人の女性は、ジュリアンに誠実だったのが救いだ。死刑執行直前まで、悪い噂をものともせず、射殺されかけても駆けつけたレナール夫人。ジュリアン亡き後の首に接吻するマチルド。愛を手段にしたせいで、愛に復讐されたジュリアンだったけど、愛はちゃんと慈しみも与えていた。

この世に誕生してから、最初に愛情を学ぶべき家族から愛されなかったことで、愛情を人一倍求めて、人一倍扱いがわからなかったジュリアン。でも、意味のない野望が果てた後、本当の愛に出会えた。たぶん、平常時には「愛」はその姿をはっきり現さない。命の期限があるからこそ、その姿がはっきりしたのだ。自ら刑に殉じることを決めて、野望や出世なんて、愛の前ではなんでもないことを理解できたのは、本当に安堵した。

最後に想うのはレナール夫人であったが、ジュリアンの死の三日後に逝ってしまう。後を追うことになったのは切ないが、二人の愛は叶ったのだと思いたい。

一方、マチルドはジュリアンの忘れ形見を宿し、墓地まで付き添うことができた。ジュリアンは結果的に、二人の女性に報いたのだろう。

 

私も、人生の最後に想うのは誰なのか…そして、いつ「愛」から復讐されないとも限らない。

 

 

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