7月19日の試合中にラダーから場外に落ちて怪我をしてしまいました。


診断結果は
右脛骨近位端骨折(膝)
右脛骨遠位端骨折(足首)
です。


昨日、また詳しく検査して頂きましたところ
膝の骨折はズレもないのでこのまま付くのを待つ。
足首の骨折は欠けてるしズレてる。
なのでこちらは手術してプレートで押さえます。


私が1番懸念していたのは膝でした。
前十字靱帯断裂。
この手術は左2回、右1回行っています。
これは復帰まで時間がかかるしメンタルがキツイです。
今の所、靱帯は大丈夫そうです。


医師がおっしゃるには踵じゃなくて良かったと。


10年前に踵の粉砕骨折の感染症から骨髄炎になり死ぬ思いをしました。
今回の骨折が踵なら骨髄炎がまた発症する確率が高かったそうです。


聞いていてゾッとしました。



いつもですが私の場合、怪我は自分の責任です。
誰のせいでもありせん。
怪我をした私が悪いんです。


今回も落ちた瞬間
あっ、やっちゃった
これは手術が必要な怪我だ
と思いました。


控え室に戻った時、長与さんから
「8日、出来ると思うか?」
と聞かれたときに
「すみません、無理です」
と返しました。


「挨拶だけの引退に…」
と言ったと思います。
気が動転していてあまり覚えてませんが。



とにかく皆に申し訳なくて。
お客さま初め、配信ご視聴の方や応援をして下さってる方、参戦選手、Marvelousの選手、スタッフ、携わって下さっている関係各位の皆さまに。


この日の為に単身赴任先から駆けつけてくれた夫と私の帰りを待っている両親、ゆきさく。
私以外の人全員に申し訳なくて。


長与さんと夫は試合前、引退前に(私が)やらかすから心配だと話していたそうです。


引退が決まってから他団体から来たオファーに長与さんは
「大丈夫か?やりたかったらでいいんだぞ!受けるか?」
と体を心配していつも言ってくれていました。


有り難かった私は「大丈夫です、お受けします」と。
ヘルパーの仕事も引退後の大切な仕事です。
その仕事も時間が合えば受けていました。


引退までバタバタと早過ぎてMarvelous選手に教えたい事も満足に教えられないまま。



怪我をしてセミの試合の途中で後楽園ホールを後にし病院へ向かいました。
いつも若手がお世話になっている病院。


診察後、そのまま道場へ向かいました。
その間に長与さんが引退は延期すると発表されたと親友がメッセージで教えてくれました。


その後、道場で長与さん初め皆と会えたとき
申し訳なさと同時にまだこの子達と一緒に居られるんだ、教えたい事を教えられる時間が出来たと嬉しくなりました。

不謹慎ですみません。

心配してメッセージや電話を沢山頂きました。
本当にありがとうございます。


怪我には必ず意味がある。
初めは分からないけど後になって
だから、その為に私は怪我したんだ!と気づく時が必ずあるんです。


今回の怪我はした瞬間から
私に時間を下さったんだ
と分かりました。



神様は信じてないけどプロレスの神様だけは信じてます。



痛くて思うように睡眠が取れなかったり動けなかったりしますが
復帰引退までの時間をありがとうございます。


8日の引退試合の相手は彩羽匠を指名していました。


匠、復帰おめでとう!
観たかったし抱きしめたかった。
泣かせてごめんね。



皆さま、ご心配をお掛けします!
本当に申し訳ありません!
ご心配をありがとうございます!



私は元気です(*^^*)



KAORU