今日、委託で販売をお願いしている、ハンドメイドショップへ行った。
在職中にたまたま通りかかって、気になっていたお店で、今年退職したのを期に月イチ、通っている。
そのお店は、ハンドメイドのバッグやポーチ、手編み品、アクセサリー、雑貨などなどが並ぶ、可愛らしいお店で、半分がお教室のスペースになっている。
古い建物を改装した感じ。
感じの良い、初老のマダムが店主。
『きっと、趣味の延長で、自宅を改装してやってるんだろう』
扱っている商品や、立地の悪さから、さして儲かってなさそうだと、私は勝手に、そう思っていた。
今日、思うところがあって、マダムの店主に聞いてみた。
『いつからやってるんですか?』
その問いに、意外にも9年という答えが。
長年カルチャーセンターの人形作りの講師をやっていて、そこを辞めたのだけど、生徒さんの強い要望で、自分で始めたのがキッカケだとか。
じつは、自宅店舗ではなかった!
今は全く人形作りを教える事は辞めてしまったが、ハンドメイドの講師が日替わりで教えてくれるようになり、また、クロウト、シロウト関わらず、作品を委託販売してくれる方が増えたのだとかいう話だった。
マダムいわく、『自分がやりたいことがあって、初期費用があれば、開店できる』のだそうだ。
マダムのように、特別な技能があり、それまでに築いてきたきたものや、仕事に情熱があれば、可能なのかもしれない。
だけど、自分は…
帰り道、お昼ご飯を食べてなかったのもあり、思い立って『麺カフェ』なるとこへ。
こないだ、ローカル番組で、タカトシが行ってたのだ。
しかも、住所を聞いて、こんなとこに?というようなへんぴなところ。
そこは、お母さん、娘さん、お嫁さんの3人でやってるお店で、まだ開店したばかりらしい。
これは行くしかないな!
着いたら何にもないとこで、地理に詳しい私でなければ、手前で引き返してしまうだろう。
食べて早速、ママさん(60代?)と娘さん(30代?)に聞き込み開始。笑
ママさんは、47.48歳から、人から頼まれて、しばらく遠ざかっていた事務の仕事に就いて、中心部へ。
朝8時に出勤してから夜の12時まで16年間勤めたそうだ。
そんな時、お姑さんとご主人が病気に。
家族の介護のために、事務の仕事(麺組合)を自宅の隣へ事務所ごと移転させてしまった。
そのついで、前々からやりたかったカフェを開いた訳だが、麺組合の仕事をしてるだけあり、麺も食べられるカフェへ。
歳だからという家族の反対に始まり、麺にあうコーヒーの試行錯誤の末、娘さん、お嫁さんがお手伝いしてくれるようになったのだとか。
もちろん、今も、閉店してから組合の仕事をしている。
ママさんいわく『私はここから動くわけに行かなかったの』
そして、『お店が繁盛するかどうかは、私達の努力次第だから』と、立地の悪さなんて、みじんも感じなかった。
『地元の人やお年寄りの憩いの場にしたい』
今日二件行ったところは、どちらも最悪な立地にある。
しかも、どちらも60代の女性。
『やりたい!』という強い意思があれば、年齢もかんけいなく、1人でもやってしまうんだな。
47歳(もうすぐ48歳)の私。
彼女達からしたら、『まだ若いんだもの〜』ということだ。