こんばんは。

前回、前々回は、うつ病友達の話をしました。
今回は、うつ病友達C子さんの話をします。

C子さんは、私が3年半前に勤めていた、前々職場の会社の先輩で、当時、既に60代でした。

私は前職、前々職とも、タクシードライバーをしていました。

C子さんも同じくタクシードライバーとして勤務していました。

私たちは、職業柄、事故と隣り合わせで、私も何度かぶつけられたことがあります。

ある時、C子さんも、後ろから追突されてしまいました。
事故自体は日常的にありましたし、そんな大きな事故ではありませんでしたから、さほど、社内でも、同僚間でも話題にのぼることはありませんでした。
何より、C子さん本人も仕事に来ていましたから。

しかし、ある時から、首がおかしい、首がおかしいと言うようになりました。
会えば、首がおかしい、首がおかしい。
その一辺倒なんです。

そーいえば…

少し前から、おかしなことが?

他の女性ドライバーから、C子さんのことを聞かれるようになりました。
C子さんは比較的古株で、私はどちらかというとキャリアが浅い人材であり、年齢も一回り以上若かった事もあり、特別交友はなかったのですが、他の女性ドライバーの先輩達から、『C子さん、どうしたの?』とか、『何か聞いてない?』というような事を聞いてくるのです。
それで私が事情を聞くと、急にC子さんが無視するようになったと言うのです。
そして、比較的に変わらずに接しているのは(話をする)私だと言う事で、事情を聞いてきたのでした。

私は、全く気にもしていなかったので、C子さんに、『何かあったの?』と聞いてみました。
すると

『こないだの宴会の時に、フンって感じの態度を取られたのよ❗️💢私の事、みんなで悪く思っているのよ❗️』

???
そんな事ないのに!
私はちょっと、面食らいました。

まあ、先輩達のいざこざなんて、その時はどうでもよかったので、私はそれ以上何も言いませんでしたし、仲を取り持つなんて事もしませんでした。

それからの事故。
『首がおかしい、首がおかしい』

そう言うC子さんは、典型的なムチウチ症だと思い、気の毒にさえ思いました。

それからしばらくして、私は別のタクシー会社に転職しました。

時々、他の先輩の快気祝いやらでC子さんに会う機会があれあったのですが、やはり、首が首がと言うばかりなのです。

私達は、真剣に、色々なアドバイスをしたり、慰めたり、励ましたりしました。

しかし、C子さんは、ひたすら首の不調を訴えるのに一生懸命で、全く、人の話を聞く耳を持っていない様でした。

C子さんは、病院でも、既に治っている(画像に異常は無い)と取り合ってもらえず、病院を変えたのですが、そこでもやはり、全く取り合ってもらえないと、病院への不信感というか、怒りをあらわにし、保険会社からは、『もう、いい加減にしてくださいよ!』と、まるで不正にお金を引き出してるかのような言い草に、心底怒っているようでした。

また、とある病院で、メンタルクリニックへの受診を勧めらた事にも怒り、それでも紹介されたメンタルクリニックにもかかったようですが、そこの主治医の事は全く信用していませんでした。
信用していないというより、全く取り合ってないといった方がいいかもしれません。

そうこうしているうちに、同居していた娘さんが、C子さんの元から逃げ出してしまいました。
娘さんは当時32歳くらいで、独身で、ずっとC子さんと暮らしていたのです。
C子さんは若い頃に、子供達2人を連れて、夫(本州)の元から、札幌へ逃げて来て、バツイチでした。
この時ばかりはC子さんも元気がありませんでした。
しかも、首の不調を訴えていたC子さんは、出勤だけして、ほとんど家で横になっているという生活をしていたので、まともな収入もなく、生活も困窮していったのです。

C子さんは、ひたすら、私達に首の不調を訴え続け、誰も相手にしなくなりました。
私は、『精神疾患だな』と思い、なんとか助けてあげたいな〜と思いましたが、性格的にも頑固な上に、自分の言うことが絶対正しいと思っている人で、まして、歳の若い私の話などに耳を傾けるような人ではないのです。

私は、C子さんの話を、肯定的に聞いてあげることしか、もう、方法は無くなっていました。

そして、私も発病。

それでも、LINEで励まそうとしましたが、ついに、返信も来なくなり、それっきりになってしまいました。

つい先日、私は、自分の病気が良くなって、主治医から、就労の許可をもらった事を、思い立ってC子さんにLINEしてみました。

音信不通になってから、元同僚から、全く仕事に来てないから、もう、仕事復帰は不可能だろうと聞いていたので、どうしてるのかと、とても心配していた私。
が、しかし、来た返信は意外なもので、2年もの間休職して、この度仕事に復帰したとのこと!

えっ!私が在職中は、3ヶ月しか休職出来ず、それ以上の方はクビだったからです。

現に、私のいた会社も、半年の規定がありましたが、それよりは長く待ってくれましたが、8ヶ月半で、退職を余儀なくされましたから。

でも、60代の彼女にしたら、同職場に復帰できた事は、本当に良かった事だと、私は素直に喜びました。


それからすぐ、C子さんから、同僚の送別会のお誘いのLINEが来ました。
今月19日のことです。
退職された方も、お世話になった先輩ですし、私は快諾しました。

C子さん主催のようだったのですが、C子さんはあまりお店に詳しい方ではないし、仕事に復帰したばかりで大変だろうと思い、私の行きつけの、ススキノのお料理屋さんを、もしよろしければと、紹介しました。
はじめ、C子さんは、『お願いしようかな』と乗り気だったのですが、深夜になっていきなり、ススキノは遠いから、もっと近場にしろと言います。
私は了解したものの、退職してから3年半、誰とも付き合いないのにな?と、なんだか割り切れない気持ちになって、C子さんにやんわりと伝えてみたのです。

C子さん。
『私は別に、Uさん(退職された方)とは、仲良かったわけじゃないの。
でも、あなたとは仲良かったから、一緒に食事でもしたら、Uさんも喜ぶと思ったからなのよ!』
『仲良かったか、仲良くなかったかと言われれば、私はUさんから皮肉っぽい事言われたり、おそらく、馬鹿にされてるんだろうなって態度を取られてきたから。
でも、あなたは仲良かったから』

私は呆れました。
おそらく、C子さんの、相変わらずの被害妄想だと思いました。
そして、では、なぜ、C子さんがUさんの送別会を開くわけ?と聞いてみました。

すると
『だからー、一生懸命頑張って働いてきて、辞めてく人への労いの気持ちでしょうが!』

C子さんのイライラが伝わってきます。

私はすっかり、疲れてしまいました。

そーいえばこんな事をいつも言っていた事を思い出しました。
『私はただ、元の体に戻してほしいだけなの❗️』

C子さんの首の不調は、嘘だとは言いません。
しかし、一度壊れたものは、完璧に、元の状態に戻るのでしょうか?

私は足を骨折したことがあります。
機能は元に戻りましたが、完治のあとも、数年は冬になると傷跡が痛みました…

お産でお腹を切りました。
子宮の機能は元に戻り、またお産をすることが出来ました。
けれど、手術で、一部癒着した腸のせいで、20年もの間、ずっと便秘をしています。

一度壊れたものは、完璧に元に戻るのでしょうか?

私は、少し、悲しくなりました。

私は、躁うつ病になり、1年半という、めちゃくちゃ早い期間で、フルタイム就労可能なところまで回復することができました。
それは、私自身の、治そう!とする、並々ならぬ努力の日々があったからです。(また別の機会にお話したいと思います。)

でも、1度壊れた私の心は、本当に回復したのでしょうか? 
今はまだ、クリニックへの通院も、薬も飲んでいます。 

C子さんは病気(おそらく、完全に精神疾患だと思います)を全く認めず、首を元に戻してほしい!
ただひたすら、そう言い続けています。

このブログを書いていて、私は?
今の私は?

そう思ってしまいました。

これまで、A子さん、B子さん、C子さんの話をしてきました。

正直、今、いい状態に戻った私からみて、彼女たちと付き合っていくことは、非常に難しい。

それは、彼女達にとっては、病気である事は、なんら困った事では無いのです。
それどころか、全く自覚もない人さえいます。
彼女達の話を聞いていると、病気である事自体が都合よく、心地よく、病気である自分が好きなのかな?とさえ思ってしまうのです。

おそらくそこが、私と決定的に違ったところでしょうか?

病気の自分。
働けない自分。
何にもできない自分。
人に迷惑をかけてしまう自分。
それらを自覚できない自分。
それらを自覚して絶望した自分。
もう、元の自分には戻れないのかもしれない。
もう、一生働けないのかもしれない。
もう、友達も出来ないかもしれない。
死んで(5人に1人自殺するらしいです)しまうかもしれない。

数え上げたらきりがないほどの、沢山の苦し涙を流してきました。

私は、病気による典型的な症状で、仕事、人、金…全てを失いましたから。

こんなブログを書いて、誰かの役に立つのでしょうか?

久々に苦しみながら、今回はこの辺で終わります。

では、また。