世間ではお盆休みが終盤になり、各地から生活の場へ戻るUターンラッシュのピークだが、私は一足早く(7月最終週から8月第一週)に夏休みを取り北海道の実家へ帰省しした。
北海道へ行く交通手段としては飛行機が一般的だが、飛行機で帰ると早くて便利だが何か味気無いので、飛行機は年末年始の帰省に利用し、夏休みは鉄道を利用し帰省している。
北海道への鉄路として、上野から寝台特急の『北斗星』や『カシオペア』の利用して札幌に向かう方法と、東京駅から東北新幹線で新青森まで行き、新青森(又は青森)から北海道方面へ行く特急(又は寝台急行)へ乗り換えて札幌に行く2パターンが有る。
まず、カシオペアは2名以上での利用になるので、1人で利用しても2人の料金が必要になり割高になるので×。
北斗星は、最近の寝台列車ブームと廃止間近の噂も有り、指定(寝台)を取るのが非常に困難な状況で、今回も申し込んだが予約が全然取れず。
最近は「鉄子」と呼ばれる女性の鉄道ファンも急増し、予約が取れない要因にもなっていると思われる・・・上野駅に北斗星を見に行くと、携帯やコンデジ、中には一眼レフで撮っている女性も居て、本当に女性が多いと感じる。
上記の理由により、今年も東北新幹線と寝台急行の乗り継ぎで帰る事になった。
まず、東京駅から『はやぶさ29号』に乗り、新青森へ向かう。
新青森からは奥羽本線の各駅停車に乗り換え、青森へ向かう。
青森からは札幌行きの『急行はまなす』のB寝台を利用し札幌へ向かう。
函館で電気機関車からディーゼル機関車に交換し、札幌へ向かう。
今回は新潟県新津駅の『鮭の焼漬弁当デラックス』。
東京駅では全国の有名な駅弁が買う事が出来、本当は今回は山形県の『牛肉どまんなか』弁当を買うつもりだったが、何故かこの鮭の焼漬弁当デラックスにオーラ?の様な物を感じ購入した。
開けてびっくり!!
左上から、主役の大きな鮭の焼漬(鮭を醤油と味醂と砂糖で煮た感じ)、大きな厚焼き玉子、コロッケ、次に右上から、筋子、煮豆、漬物2種類、筍の煮物、缶のパイン2枚、そして、新潟コシヒカリのご飯に梅干と黒胡麻。
しかも、このボリュームで税込み1050円は非常にお買い得!!当然、美味しかったので、お気に入りの駅弁の1つになりました。
今度から東京駅に行った際には買って帰って家で食べようと思う。
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帰りは新千歳空港から羽田までJALを利用し戻って来た。
ANAに勤めるクルマ仲間が居たり、ANAで最後までボーイング747(俗に言うジャンボジェット)が使われていた関係でANAしか利用していなかったが、今年の3月末でANAからもボーイング747が全て退役してしまいANAに拘る必要が無くなったので、今世紀に入って初めてJALを利用してみた。
今回搭乗した機材は、現在JALで一番大型のボーイング777-300型(俗にトリプルセブンと呼ばれている)。
しかも今回は、今月1日から東京~札幌便で導入されたばかりで、現在、嵐がCMを行っている水平飛行中にWi-Fi機器が使える「JAL SKI NEXT」への改造機材だった。
飛行中の機内は、こんな感じ
革のシートは定期的に革用のオイルを塗って革に栄養を与えないとひび割れするのに、1機500席も本革シートにしてメンテナンス費用増加に繋がるはず。
利用する立場としては、普通の布のシートにして余計なメンテナンス費用を削減し、料金を安くして欲しいと思った。
久し振りに窓側の席が取れたので着陸直前(シートベルトサインが出る直前)に夜景を撮ってみた。
今回は本州の荒天で搭乗する機材が遅れて新千歳空港に到着したため、最初は10分送れで出発のアナウンスがされていたが、やがて15分遅れに変わり、最終的には25分送れで出発。
遅れて出発しても4発エンジンで推力に余裕が有るB747だと多少はリカバリー出来る所だが、2発エンジンで推力に余裕が少ないB777ではリカバリー出来ず、結局羽田には30分以上遅れて到着した。
そして、やはりB777ではB747よりも離陸時の加速Gが弱く、エンジンの音も今ひとつな感じで物足りなさを感じた・・・B747(ジャンボジェット)に乗りたい!!
さあ、一足先に夏休みは終わったので、また冬休みまで頑張ろう!!
ボーイング777-300型の画像はJALホームページより引用