別宮​ハ剣宮

御祭神 熱田大神

相殿  5柱




高座結御子神社

御祭神 高倉下命(たかくらじのみこと)




熱田神宮の境内にある「別宮八剣宮」にきました⛩️

この境内は第一鳥居の左手にあります。



正面参道を入り左に入った上知我麻神社の前庭の直ぐ北側に南面して鎮座しています。


熱田大地の先端部にあたり、

古代においては海に近い場所であったと推定されています。



本宮と同じ御祭神(熱田大神、相殿5柱)が祀られています。


元明天皇の和銅元年(708年)、

宝剣を新たに鋳造し創祀されました。


本宮の北門と伝えられ、

不開門(あかずのもん)として閉ざされていました。


天智天皇七年(668年)、

故あって皇居に留まられた神剣が、

朱鳥元年(686年)、

再び当神宮に納められた折、

二度と御動座なきよう、

門を閉したと伝えられています。





御参拝中、中から風が吹いて「御津幌」が揺れ動いてました。



この神社と関わりが深い神社として、

「八剱社」

という神社があります。


この神社の創建には、

八剣宮から勧請して建てられたそうです。


摂社 上知我麻神社⛩️


別宮八剣宮を背に右側にあります。

御祭神は「乎止與命(おとよのみこと)」

尾張国造の地主神になります。


「知恵の文殊さま」とも呼ばれています。

学業成就の御利益があるとのこと。


宮簀姫命(ミヤスヒメ)兄妹のお父さんになります。


大国主社

上知我麻神社を正面に向かって左側にあります。

右側には事代主社があります。




熱田神宮から電車で一駅のところにある

「高座結御子神社」

に来ました。

歩いても約25分くらいです。



境内とその周りには弥生遺跡の高蔵貝塚夜高蔵古墳跡があります。

神社を囲むように複数の円墳など、

古墳群があった一帯ですが、

開発で失われてしまったそうです。



熱田神宮・式内名神大社・高座結御子神社の文字が刻まれた石牌です。


末社 稲荷社(太閤出世稲荷)



御祭神 宇迦之御魂神


「宇迦」は「飯(うけ)」と同じ「食べもの」の意味であることが説明されています。


「宇迦之御魂神」は「倉稲魂命」とも書き記されるようです。


御神木

正面の鳥居を潜ると右側に御神木と高蔵貝塚の立札があります。


弥生土器と石器の共存が確認され、

同時に彩色土器も出土されています。


明治41年には神社を囲むように7基の古墳群があり、

周辺も含めれば15〜20基程度の古墳群があったとされています。



御神木は注連縄が張られた大楠です。

高座神社創建は熱田神宮と同じ頃と想定される古刹になります。


御神井(みいのかみ)


摂社の一つ。

大穴牟遅神が因幡の八上比売に産ませた神とされています。


「井戸のぞき」

という龍伝説が伝えられています。


御井社の井戸を子供が覗くと、

虫封じの御利益があるといわれています。


社殿


尾張氏の祖先である高倉下尊(別名 手栗彦命)が祀られています。

(アメノカゴヤマの命がたかまのはらから降臨の名)


尾張一宮といえば真清田神社。

御祭神はアメノホアカリの命。

彼の御子がアメノカゴヤマになります。

どちらも「尾張のむらじ」という氏族の祖神にだそうです。


古くから子育ての神、子供を守ってくれるかみとして信仰されています。


御神木


正面から見た大楠。

幹周囲5.75m。

根回り18m。

木高28m。

樹齢約1000年とされています。


龍神様は楠木を目印にここに帰って来るそうです。

井戸でお休みになり、

井戸を覗く子供達の「疳の虫」を食べてくれるそうです。


御利益のありそうな井戸の水にも触れる事が出来ます。


熱田神宮の帰りに是非立ち寄って頂きたい神社です⛩️



最後まで読んで頂き有り難う御座います😊