わたしが
キミに
言葉をかくときは
紡ぐときは
綴るときは
言葉が
言葉にのせた想いが
キミがうつむいているときに
ふっと
顔をあげるきっかけになれたら
そんなふうに思う
キミのこころが
冷たく感じていたら
ふっと暖かさを感じるような
そんな文字にしたい
そして
キミが前をむいたときに
汗をかいた額にそっと吹く
心地のいい
春風のような
五月の薫風のような
そんな言葉になって文字になって
キミのそばにいたい
そんなふうに思うんだ