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ぱちんこ店側の視点でパチンコ・スロット情報をだらだらと書いております。
基本的に主観的な雑感ブログですので、記事の信ぴょう性は保証は致しません( ̄Д ̄;;
あくまで雑感ですので。
ただ、情報の正確さには常に気を配っております。

メーカーの事を書こうと思ったならまずは販売台数No1企業。
三洋物産について書いてみようかと思う。

三洋といえば海物語だけれども、海に関しては誰でも注目するワケだし書く面白みも感じない。
ただ何かしら言うとしたら低粗利で運用出来ない現状、海の価値は圧倒的に低下する。
というかしているんだけれども。
デラックス海物語であろうが何海物語であろうが今後数機種の海は要注意。
一時期のように乱発が始まるだろうから。

では海以外の他の機種について。
まず最近のラインナップの傾向について。

大工の源さん・人生ゲーム・わんパラ・ロードスター。
わんパラは海物語系として除外するとして、その他の3機種に言える事。
あまりに今の市場ニーズから乖離しているという事。
初回潜伏の比率や電サポの回数区切りなどの仕様があまりにもえげつない。
もちろんそれによっての吹き返しを創造したいのも分かるし、
少しでも他のメーカーの機種との差別化を図りたいのだろうが
自社製品のユーザー層が分かっているのだろうか。
若いユーザーは演出のクオリティーにも敏感だからこの程度の機械に魅力を感じない。
それにこれほどえげつない機械ははなっから打たないだろう。

中年以上のユーザーがターゲットになるであろうコンテンツに対して
電サポの回数切りやこれほどの潜伏確変を搭載する意味とは?

3流メーカーのように取りあえず抜ける機械を作っとけばホールに文句を言われないとか
そういう理由ではないだろうとは思う。
きちんと稼働する機械を作りたいという意思は感じられるのだが、
スペックだけを見るとどう見ても大量に貢いでくれぇ~という風にしか映らない。
それはお客様にも伝わる。
こんな機械ばかり導入していてはホールの方も信用を失ってしまうのではないか。
気づけるホール管理者なら自店に導入する機械が自店の信用をも左右する事を考えるべきだと思う。

ぱちんこの話しばかりになってしまったので次はスロットの話題でも。

三洋が本格的にスロットを販売し始めたのはつい最近の事。
ドキューンやアドリブ王子は話題にすらしない。

三洋のスロットが注目され始めたのは言うまでもなく開発に新しい風を取り込んだから。
天外魔境・ピンポン・笑ゥの3機種で一定の評価を得たけど、
笑ゥせぇるすまんを見た時は、三洋のスロットにかなりの可能性を感じた覚えがある。
今までに比べて演出のタイミングや見せ方が圧倒的に上手くなっていたし、
コンテンツの使いかたも良く出来ていた。
コンテンツの使い方。これは版権物においては一番重要と言ってもいいのではないか。

サミーがエウレカセブンであれだけの成功を収めたにも関わらず、
コードギアスであれだけの汚点の残したのはこれが大きな要因であると思う。
もちろんスペックはサクラ大戦の使いまわしだったし、
演出フローも見飽きた既存の物を使ったのだから、他にも要因は多々あるけど。

三洋の次機種「聖闘士星矢」の結果次第で三洋のスロットの評価が決まると言っても過言ではないと思う。
三洋が持っている中でも一番の版権である聖闘士星矢。
これをHITさせる事が出来なければこれ以降の源さんの販売にも大きく営業するし
その他の小さな版権では販売台数を伸ばす事は難しくなる。
また数年は小台数での販売が続くだろう。
じゃぁ星矢の機械の出来は?

これはかなり主観的な話しになるが、過度な期待は出来ないものの
8週~10週程度のある程度の結果を残すのではないかと推測。
初期稼働はコンテンツから見ても注目度は高い。
1週目は抜群の稼働をするのではないか。
ただ、現状のスロット市場においてART専用機(厳密にいえばA+RTだが)の高純増タイプは演出とのバランスが崩れやすい傾向にある。
ボーナスがない分単調になりやすく、ましてやG数上乗せのないストック方式である。
そこを黄金聖闘士とのバトルによる継続方式&継続率UP仕様にしたのはいい使い方だとは思う。

販売時期や販売台数・販売方法に関しては失敗した感は否めない。
販売時期にしても他の機械がない時期を狙い、
販売指示の段階ではホール側も食い付き案件はパンク状態。
普段は増産などしない三洋が急遽増産を決定した直後のリンかけの販売。
ライバルがいないからこその台数縛りが仇になったケースもあったと聞く。
ライバル機種の出現と稼働の2分化で思った程の成績は残せない状況に。
ただこの件に関しての稼働の上下は誤差の範囲ともいえる程度なので、
結局は三洋の開発力が試される機械であるという事なんだろうけど。

次は京楽について書いてみようかなと思う。