こんばんは
 

 

今宵はポエマーぴっぴセキセイインコ黄がお送りいたします

あの日あの時あの場所で・・・

 

 

 

 

そう、あれはもう数十年前

大学生の私の
いつもどおりの昼休み

いつもどおりの喧騒

 

・・・あなたに出会うまでは・・・

 

こんなことになると思ってなかった

あの日から毎日、あなたに会いに行ったのに

 

ある日突然、あなたはいなくなった

なぜ?

どうして?

なんの前触れもなく

 

それから

あなたに出会ったことなんてなかったかのように

私は毎日を過ごした

数日、数週間、数年

いや、自分でもあなたのことなんて忘れられたと思っていたのに

 

 

 

でも、あなたは私の中にしっかりと残って

いや・・・

爪痕を残して・・・

 

 

数年前

難波の戎橋の下で

あなたと再会できたと思ったのに

何箇月かしていったときにはもう会えなかったの

 

 

 

そして今

私も結婚して、子供もできて

やっと少し、大人になれた気がする

あなたはもういない

 

 

でも

あなたの事を忘れようと

そう思ったそんなときに

あなたによく似たこの人に出会ってしまったの

 

 

今日も会いに行ってきたの

あなたではないこの人に・・・

 






 




でも、やっぱりあなたの面影を探してしまう

大学生協の購買部の油そばさん・・・