私が幼かった頃
住んでいた家の近くに保健所があった。
○び○子ちゃんで有名な
S県S市の或るまちだ。
毎月、決まった曜日になると
たくさんの犬や猫が
そこに持ちこまれた。
幼かった私はそれが何を意味するのかも知らず
喜んで犬や猫を見に行ったものだ。
ある時、小型犬の狆(ちん)を連れてきた
おじさんに話しかけてみた。
「おじさん、この犬どうしたの?」
「この犬はね、目が病気なんだよ」
「ふ~ん、それで治してもらうの?」
おじさんは答えなかった…
今から思えば、なんて恐ろしいことが
おこっていたのだろう、と思う。
私は大きくなるに連れて
そのことを理解するようになり
よく犬を保健所から連れ帰っては
母を困らせた。
今ではそのまちも
犬猫の保護活動を行っている団体があり
市の獣医師会が地域猫活動に協力している。
とても、嬉しく思う。
今朝の野良にゃん
今朝も元気で待っていました!
お兄ちゃん
チビちゃん
お母さん
(ホントはもっとカワイイのにゴメン)
はい、いつものお食事タイム。
この写真、もう少しなんとかならない
ものか…