初心者が、最短で利益の出る不動産を購入す
る為には、まず、物件の情報収集から始まっ
て、物件購入する迄の一連の全体の流れをつ
かんでおくことが重要です。
順番を間違えて取り組んでいくと、スピード
が遅かったり、銀行に審査をお願いする時期
によっては、融資が遅れたり、希望する金額
が出なかったりといろいろ問題が、発生して
きます。
このような問題を事前に防ぐためにも、どの
タイミングで何が必要になってくるのかを自
身で把握しておくことが必要です。
それでは、不動産投資、物件購入迄の全体の
流れについて下記により説明していきます。
1) 情報収集
事前に投資目的を決定し、投資の手法につ
いても検討したうえでインターネット、メ
ール、チラシ等で物件を検索する。
↓
2) 問い合わせ
購入判断に必要な情報を取り寄せる(物件
概要書、レントロール等)
↓
3) 現地調査・内覧
必ず現地調査を行う。可能であれば空室の
内覧も行う。
↓
4) 買付証明書の提出
希望の条件に合致しているのであれば、手
付金額や融資特約などを検討したうえで、
購入希望の意思表示を行う。
↓
5) 売主承諾・交渉権獲得
売主側からの回答があれば、交渉権を獲得
できる。
↓
6) 金融機関に融資申し込み
融資を利用して購入する場合は、このタイ
ミングで金融機関に融資審査を申し込む。
↓
7) 売買契約
ある程度、融資が見えた段階で、売買契約
を取り交わす。
↓
8) 金融機関融資内定
金融機関からの融資OKの連絡。
↓
9) 金銭消費契約
金融機関と融資実行についての契約を取り
交わす。
↓
10) 決済
原則として売主・買主が同席し、融資実行
金融機関などで決済と鍵の引き渡し、所有
権移転登記などが当日中に行われます。
各ステップのポイントとなる項目については、
後で随時説明していきますが、今回はどうい
う事柄が発生してくるのかの全体の流れをま
ずは知識として知っておいて頂ければと思い
ます。