高校1年の頃。

あの頃の僕は、女性に対する免疫も経験もなく、でもいつか彼女が出来たら・・・

と、考え期待しつつも部活(体操部)を頑張っていた。

ある時から、部活に体操部OBの女性の先輩が来るようになった。

その人は、黒髪ウェーブで背が高く、そしてスタイルもよく、

フェロモンという言葉が良く似合う人だった。

そのフェロモンを感じる【魅惑の先輩】は、当時、

部活のキャプテンと付き合っていたのだが、

体操部の他の男の先輩とも付き合っているのでは?という疑惑もあり、

とにかく、ミステリアスで魅力がある人だった。




いつからか、

体操部のみんながゲーム目的で僕の家に集まるようになり、

【魅惑の先輩】も僕の家に来るようになった。

最初はみんなで集まっていたのだが、【魅惑の先輩】が特定のゲームにハマり、

気がつけば、【魅惑の先輩】一人で僕の家に来るようになっていた。

その頃から、僕は【魅惑の先輩】が気になる存在になっていた。

僕には、小学生の頃に住んでいた田舎の家が空き家の状態であったため、

別荘的な間隔でいつでも行ける状態にあった。

僕は、【魅惑の先輩】とその空き家に行けたら、と考えた。




僕は、

【魅惑の先輩】と、小学生の頃に住んでいた家に自転車の二人乗りで向かった。

ひとしきり、空き家でゲームをし、帰る事となった。

帰り道、通りの道から少し脇に、帰り道をショートカット出来る下りの階段がある。

その下りの階段の途中で【魅惑の先輩】が僕に言った。

『ねぇ、キスした事ある?』

僕は何も経験が無かったため、正直にキスの経験が無い事を伝えた。

『じゃあ、、、、キスしてみる?』




僕は・・・
《選択》
⇒選択肢A
キスをする。

⇒選択肢B
先輩の彼女なのでキスをしない。








僕は・・・

選択肢Aを選択した。

断る理由もなく、僕は言われるがままにファーストキスをした。

何度もキスをした。




あれから、

僕は【魅惑の先輩】への想いがますます強くなっていた。

あらためて、ゲームを口実に田舎の家に【魅惑の先輩】を誘った。

僕は前回のキスが頭に残っていたため、それ以上の事にも期待していた。

そして、ゲームをある程度した所で、二階にあるダブルベッドで遊ぼうと誘った。



僕は・・・
《選択》
⇒選択肢A
キスから先の事を教えてもらう。

⇒選択肢B
先輩の彼女なので何もしない。








僕は・・・

選択肢Aを選択したが、

【魅惑の先輩】の上に覆い被さるような形で、汗をかきながら固まっていた。

何をどうしたらいいのか、どういう流れから服を脱がせばいいのか、

そもそも、キスから先の事をして構わないのか、、、




どのくらいの時間が経ったのか、、、

上から【魅惑の先輩】を見る時間に限界を感じ、

【魅惑の先輩】の横に寝転んだ。




帰り道、

前回キスをしたあの場所で、

【魅惑の先輩】に付き合ってほしい、と伝えた。

すると、、

『別にいいけど、、、あの人以外にも他にも彼氏いるから、あんまり会えないよ?』

つまり、キャプテン以外にも彼氏がいる事が分かった。




僕は・・・
《選択》
⇒選択肢A
付き合わない。

⇒選択肢B
付き合う。








僕は・・・

選択肢Bを選択した。

ただ、あとになって、全く会えないことや他にも彼氏がいる事に

耐えられない状態となってしまった。

そんな中、僕をタイプだと言ってくれる別の女の先輩が現れたため、

【魅惑の先輩】との関係は自然消滅となった。





今になって思うのは、

あの時、キス以上の関係になっていれば、もっと関係が変わったのかもしれない。

そもそも、【魅惑の先輩】とキスをしていなければ、

初体験の思い出も変わっていたかもしれない。

ただ今でも思うのは、あの時チャレンジして、最後までいけば良かった。。