旧GREE終了する前にどれだけ記録を残せるか…?
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
(今日は、私がお風呂の掃除当番か・・・せっかくだし、ぴかぴかにしちゃおう)
かおる
「ぶらしと、洗剤・・・よし、準備オッケー」
(この船のお風呂って意外に広いから・・・掃除しがいがあるな)
かおる
「まずは床を・・・あれ?水が出ない・・・」
(おかしいなあ・・・もしかして貯水庫の水がなくなったとか?)
(でも、さっきキッチンの水道は使えてたし・・・)
かおる
「水が出ないと、掃除できないのに・・・どうしよう」
ナギ
「・・・今日の掃除当番、お前か」
かおる
「あ、ナギさん。はい、そうなんですけど・・・」
ナギ
「何かあったのか」
かおる
「それが・・・床を磨こうとしたら水が出ないんです」
ナギ
「水が?・・・ああ、元栓のバルブが閉まってるんだろ」
かおる
「元栓?どこにあるんですか?」
ナギ
「こっちだけど・・・オレが行くからお前はここにいろ」
かおる
「え?でも・・・」
ナギ
「昨日最後に風呂に入ったのはハヤテだ。
どうせバカ力で締めてるだろから、開けてきてやる」
かおる
「・・・確かにハヤテさんならやりかねませんね・・・。
じゃあ、お願いしてもいいですか?」
ナギ
「ああ。ちょっと待ってろ」
(ナギさんが来てくれてよかったな・・・一人じゃどうしようもなかったもんね)
かおる
「蛇口からの水をまくよりシャワーで一気にぬらしちゃった方がはやいよね。
じゃあこれを・・・」
バシャァァッ!!
かおる
「きゃっ!い。いきなり水が・・・冷たい・・・!」
ナギ
「おい、開けてきたぞ・・・ってなにやってんだお前」
かおる
「あ、ナ、ナギさん・・・あはは、ちょうどシャワーが自分のほうを向いてて
・・・ぬれちゃいました」
(うわっ、洋服がびしょぬれだ・・・)
ナギ
「・・・バカだなお前。何で蛇口全開に・・・・・・!」
かおる
「すいません・・・でも、水が出たのでやっと掃除ができます。ありがとうございました」
ナギ
「・・・」
かおる
「・・・ナギさん?どうしたんですか?」
ナギ
「・・・こ、こっち向くな!」
かおる
「え?何で・・・」
ナギ
「・・・服、透けてる」
(服って・・・わっ!本当だ・・・濡れたせいで服が張り付いて・・・)
かおる
「・・・わわっ・・・!」
ナギ
「・・・早くどうにかしろよ」
かおる
「ど、どうにかって言われても・・・」
(手で隠すんじゃ限界あるし・・・どうすればいいの?
やっぱり、着替えに戻るしか・・・)
ハヤテ
「・・・おい、さっきからうるせーぞ!なにやってんだよ」
かおる
「・・・ハ、ハヤテさんの声・・・!ウソッ、こっちに来る!?」
ナギ
「チッ・・・お前はそこにいろ」
かおる
「は、はい・・・」
ハヤテ
「何して・・・って、うわっ、ナギ兄?」
ナギ
「・・・」
(あ・・・ナギさん、入り口をふさいでくれたんだ・・・)
ハヤテ
「何でナギ兄がここに居るんだよ。今日の掃除当番はかおるだろ?」
ナギ
「・・・今日の掃除当番はオレだ」
ハヤテ
「・・・そーだっけ?でも、さっきかおるの声が・・・」
ナギ
「空耳だろ」
ハヤテ
「んなことねーって!絶対聞こえた」
ナギ
「ハヤテ・・・オレを疑うのか?」
ハヤテ
「いや、そうじゃないけど・・・」
ナギ
「・・・そんなに晩飯抜きにしてほしいのか」
ハヤテ
「はあ!?ちょ、何でオレが!」
ナギ
「オレのことが信じられないってことは、俺の料理の食えないだろ。
信用してない奴の料理なんて何が入ってるかわからないしな」
ハヤテ
「・・・何だよ、その理屈・・・。分かったよ、信じる、信じるから!」
ナギ
「・・・ならいい。早く部屋に戻れ」
ハヤテ
「・・・言われなくても戻るって。
ったく、オーボーだ・・何でオレが怒られなくちゃいけないんだよ・・・」
(よ、よかった・・・ハヤテさん、諦めたみたい・・・)
ナギ
「・・・いったぞ」
かおる
「は、はい。ありがとうございます」
ナギ
「だから、動くな!」
かおる
「ええっ・・・で、でも、どうしたら・・・」
ナギ
「・・・これを、着てろ」
ナギさんは、着ていたシャツを脱いで、私に差し出した。
かおる
「で、でも・・・そしたらナギさんが・・・」
ナギ
「いいから、早くしろよ」
かおる
「・・・はい・・・わかりました」
(うわ、ブカブカだ・・・ナギさん、大きいもんね・・・)
ナギ
「・・・すっかり時間取られたな」
かおる
「すいません・・・後は私がやっておくんで」
ナギ
「手伝ってやるよ。もたもたしてたら夕飯に間に合わなくなるからな」
かおる
「いいんですか?」
ナギ
「・・・その代わり、お前も夕飯の準備手伝えよ」
かおる
「はい、もちろんです!」
ナギ
「じゃあ、ブラシ貸せ。お前は水撒けよ、シャワーで」
かおる
「分かりました」
(それにしても・・・ナギさん、身体つきスゴイな・・・
服着てたときは細身に見えたのに・・・)
ナギ
「・・・」
かおる
「・・・」
(見ちゃだめだって分かってるんだけど、つい目が・・・)
ナギ
「・・・ちらちら見んな」
かおる
「えっ!?み、見てません!」
ナギ
「ウソ付け。分かるんだよ、視線で」
かおる
「そんな・・・私、ナギさんの裸なんて見て・・・ととっ」
(わっ、何か足に・・・これってせっけん!?)
ナギ
「あぶねっ・・・うわっ、冷てえ!」
シャワーの水がナギさんにかかる。
かおる
「・・・あ・・・ナギさん・・・」
(あ、危なかった・・・
ナギさんが支えてくれなかったら、今ごろ床で頭打ってたかも・・・)
ナギ
「・・・ぬれた・・・」
かおる
「すいません、つい・・・シャワーから手を離してしまって・・・」
(ナギさんまでびしょぬれに・・・ま、また怒られる・・・!)
ナギ
「・・・ぷっ」
かおる
「え?・・・ナギさん?」
ナギ
「ったく・・・お前といると、毎日何かやらかしてくれるな
・・・まあ、おかげで退屈しねーけど」
かおる
「お、怒ってないんですか?」
ナギ
「怒るのもバカらしくなった。面白い奴だな、お前って」
かおる
「・・・あはは・・・ありがとうございます」
(よかった・・・ナギさん、怒ってないみたい)
(何だかバタバタしちゃったけど、たまにはこういうのも悪くないよね)