県外のお友だちから、
「山形の郷土料理の弁慶飯って何?」
と、質問されたのですが・・・

半世紀以上山形県で暮らしていますが、きいたことが有りませんでした。

私の暮らす地域の郷土料理は、

芋煮会 もってのほか(食用菊)
おみ漬け ダシ  です。

なので、弁慶飯について検索してみると、


山形新聞に弁慶飯の記事がありました。
ご紹介しますね。
(以下、山形新聞より)


庄内地域に古くから伝わる「弁慶めし」は青菜漬けで包んだみそおにぎりをあぶった郷土料理。香ばしさが食欲をそそる。


 作り方はシンプルだ。おにぎりを握って表面にみそをまんべんなく付け、茎の部分を切り落とした青菜漬けの葉で包み込む。炭火でじっくりとあぶり、網の上でひっくり返しながら表面に焼き目が付いたら食べごろだ。

 庄内浜文化伝道師マイスターで郷土料理の伝承に取り組む石塚亮さん(57)=鶴岡市三瀬=は「名前の由来は諸説ある」と話す。その中の一つに「青菜漬けでおにぎりを巻いた様子が、けさで顔を覆い隠した武蔵坊弁慶の姿に似ている」という説があるという。

 炊きたてのご飯をおにぎりにし、粗熱がひいてからみそを付けるのが最もおいしいが、家庭では残った冷や飯を温めてから弁慶めしにすることも多い。「小腹が空くと、よく親に作ってもらった」と石塚さん。最近では弁慶めしのおにぎりを販売している大手コンビニエンスストアもあり、昔懐かしい素朴な味が変わらぬ人気を集めている。

材料】1個分はご飯100グラム、みそ10グラム、青菜漬の葉は15センチ四方ほど。みそを付けて青菜漬けを巻いた後にあぶるか、みそおにぎりを一度焼き、さらに青菜漬を巻いてあぶるかは好みによる。



なるほど、庄内地方の郷土料理だったんですね!!

青菜漬け(せいさいづけ)で味噌🍙をつつんだんですねルンルン

以前 セブンイレブンでも販売されてたそう。




私のところは内陸地方といい、庄内と内陸の間には霊峰月山があり、六十里越えと呼ぼれる山路を通り月山越えをしなければ往来できませんでした。
なので同じ県内でも言葉も食文化も違います。

食文化の違うので、当然味付けも違います。

なので、山形の郷土料理→庄内の郷土料理ですよ。と、お友だちにお教えしました。