そういえば、感想書いてなかったので(・∀・)
「おまえオズワルドにされるぞ」
と、冒頭で森田森吾が言ったように、首相が暗殺された後、青柳雅春は、犯人として標的にされ、逃亡劇が始まる
前、ドラマでやってた逃亡者の場合は、妻を殺した犯人の罪が着せられて、逃亡劇が始まるわけだけど、今回の場合自分とはまったく無縁の人物である金田首相殺しの犯人になすりつけられる・・・しかも、前もって犯人に仕立て上げるための準備までされているからなんとも恐ろしいw
最初、教科書倉庫ビルがどうのこうのっていうからケネディーみたいだなと思っていたら、あとがきでケネディーの事件をモチーフに書かれているとあった。
あの事件について詳しくは知らないけど、上に書いたようにオズワルドがケネディー暗殺の犯人だと名乗り出て事件は解決したように思えたが、実際はオズワルドではなく、犯人は分からずじまいなままオズワルドも殺されてしまったらしい
ケネディー暗殺事件について、学生時代(青少年食文化研究会という名のマックでしゃべるだけの同好会w)に語ったことのある森田達だったからこそ上のセリフがあって、森田森吾は青柳雅春に「生きろ」と言い、青柳雅春もその言葉を胸に逃亡を始める
こういった逃亡劇にはやっぱり人の助けが重要なわけで、途中途中にいろんな人と出会って、うまく逃げていく
まさか、連続殺人犯のキルオが出てくるとはね・・・!
時々出てくる大学時代の回想シーンは、青柳雅春の視点で読んでるとほんと泣けてくるくらい当たり前のようにしてたことが幸せだったんだと思える。
そんで、青柳雅春に関わるユニークで個性的な人々
配達時代の人や2章で出てくる両足骨折した人まで関わってきたりで、うまく逃げ切っていく
物語だからかもしれないけど、やっぱりここまで人が協力してくれるのは青柳雅春の人望というかこの人はそんなことしないって思ってくれる周りの人がいたからこそ逃げ切れたわけで、こういう周りの信頼が逃亡劇には重要なんだと思った
「人生を有意義にする最大の武器は信頼」←まさにこれ!
文章読んでて、緊張感はあるけどなぜか心温まる話だと思いました
ここに出てくる人たちの会話も伊坂さん特有のユニークな会話が多いし
森の声w
親が借りてきてしまったために映画を先に見る羽目になり、(しかも最後の警察の前にすがたをあらわすところから)映画だけ見てると意味分かんなかったけど、そういうことか!と。
花火もマンホールも地下道も理解
もう1回映画で見てみたくなった!
この話って、誰が犯人ってのは結局わからないまま、とにかく青柳雅春の生きざまを描いている話だったけど、結局のところ3章で語られる推測がほとんど真相なんだろうな
青柳雅春をはめた人たちのその後がそこで分かります。
ある程度読んだところで読み返したらなるほどな!ってなる
最初ハードカバーの本の厚さになげーよ!と思っていたらいつの間にかさくさくと読んでしまって意外に早く読めた作品
これは正直家に置いといてもよいと思えるものでした♪
次何読もうかな(´ω`)