午後から奈良に。


学園前のホールで

「愛の鉄道」という30年前に作られたドキュメンタリー映画が上映されるのでママンと見に行ったのです。




奈良市・ オーストラリア 首都キャンベラ 姉妹都市提携30周年記念の上映会。



戦後まもなく、 反日感情の中で「愛の鉄道」 をオーストラリアから日本へ 敷こうと立ち上がった人がいた。 かつて日本軍の捕虜だった従軍司祭ライオネル・マースデンである。 彼の計画に、多くの賛同者が現れ、やがてオーストラリアの若者たち が日本へ向かった。 その中の1人、トニ・グリン神父は、奈良市を中心に戦争未亡 人や子どもたちへの援助など、豪日の和解と好に生涯を捧げた。 この映画は、彼 の活動に共感し彼を支え続けた多くの人たちの「勇気」と「愛」に満ちた人々の知 られざる行動を再現ドラマを交えて描いたドキュメンタリー映画である。




戦争は憎しみしかうまない。

負の連鎖の行き着く先は更なる争い。


進撃の巨人もさ

結局そうだったよね


どっちが正しいとかじゃない

どっちにも正義はあって正義はない

それが戦争。


いまの中東もさ

目先のニュースで 我々は語っちゃいけない。

なぜそうなったのか 知れば知るほど

どういう感情になればいいのかわからなくなる。


だから

ジョンレノンは歌ってたよね


国境もなく 宗教もなく

想像できる?って?



20世紀の戦争で

日本がしてきたこと 語られてこなかったこと。


かつてオーストラリアにはかなりの反日感情があったのだけど、それはなぜか 私たちは知ってるだろうか?オーストラリアのひとたちに日本人がしてしまったことを知ってるだろうか。


そしてそれを忘れるのではなく赦すことで

両国をつないでくれた人たちがいたことも

私たちは知らなさすぎる。


かといって

反省しなきゃね!だけを我が国に強いることも

私はしたくない。なぜなら我々もまた

されてきた側でもあるから。


でもだからといってしてきたことを忘れていいわけじゃ…当然ない。


繰り返し。


だから 


憎しみを後世に残さないようにしていくことが

きっと大切なんだよね。


とてもいろんなことを考えさせられるドキュメンタリーでした。


愚かだ。

人間の歴史は愚かすぎる。