今回のお目当てはこちら。


「特別展 京の国宝」京、みやこと読みます。

ほんとはオリンピックに合わせて去年開催だったものが延期されて今開催されてます。もう終わるけど(笑)



「国宝」ってよく聞くけどいつからある言葉やろ、ってあんまり考えた事なかったんだよね。


この特別展は単に国宝を見せるだけではなく

その存在の歴史、今日本が取り組んでる事、、未来に残すもの。それを系統立てて非常にわかりやすく展示してくれてます。


日本には今 国指定の美術工芸品がどれくらいあると思う?


一万点だって!その6分の1が京都にあるんだって。。京都ゆかりの国宝や皇室の至宝を集めた特別展それが「京の国宝ー守り伝える日本のたからー」なわけです。


では歴史のお勉強ですよ!👨‍🎓


「国宝」ということばが生まれたのは明治30年 1897年。まずは「古社寺保存法」ができたのねん。で、重要な文化財が「国宝」と呼ばれるようになります。昭和4年に「国宝保存法」ってのができて、さらに国宝が増える。

戦後 昭和24年に法隆寺の壁画が火事にあったことをきっかけに「文化財保護法」ってのができて、それまでの国宝は全部一旦「重要文化財」になってさ。


で、そこから改めて選ばれたものを「国宝」と呼ぶようになったらしいよ。

我々が今目にする「国宝」は戦後改めて指定されたものなんだって。


なるほどー!!そうなんだ!


そこにどれだけの人が関わり 守ろうと尽力してくれたか、などがほんとによくわかるよ。


それが無かったら

我々は今こうしてこんなに綺麗な状態でいろんなものを目にすることはなかったし、埋もれた歴史もたくさんあったに違いないんだよね。


ありがたいよね。


ありがたいし、さらに未来に向けて守っていかねばならぬものたち、って認識も新たになるよね。


実に興味深い特別展でした。


もちろん実際の国宝もそれはそれはたくさん見られますぜ!


一番 「うおー」ってなったのは

藤原道長が書いた直筆の日記ね。


え、1000年前とかですよね?!


「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」って詠んだ人ですよね✨✨

墨痕鮮やかにその筆致を見られるわけですよ。


歴史ロマン!妄想膨らむ(笑)多分この日記だけで一時間くらい見てられる照れ照れ照れ


ってそんなのがゴロゴロ(笑)展示されとりますからね!


横に「国宝指定書」ってのも並んでたりするとさ。一点一点 精査して 国の宝をきちんと残してきてくれたんだなぁってしみじみするよ。ほんと。


かおりんは一人でこういう場所に来ると必ず「音声ガイド」を借ります。絶対 見てるだけじゃわかんないこと山のようにあるから。

解説聞いた方がいいんだよ。


一人じゃないと借りませんが

今回は二人とも借りました👍


その作品に書いてある番号を押して解説聞くんだけど、タイミング合わせて聞いたりしてね。

そういうことできるのって同じものを同じように「すごい」とか「素晴らしい」って思えないとできないんだよ。


ナビゲーターは吉岡里帆さん。

ナレーションももちろん入ります。

いいなぁー

こんなナレーションめちゃくちゃやりたいキョロキョロキョロキョロ


国宝ってさ

国の宝なわけ。


国の宝ってさ。

誰のもの?


我々国民のものなんだよね。


チラシにね「文化財を未来に伝える第一歩は、私たちがその存在を「知る」ことです。博物館はそのきっかけになる展示の場です」

って書いてあったよ。


誇りに思えるたからもの。


なんにもわかんなくたっていいよね

私だってこれの何がすごいのか ほとんどわかってなかったよ(笑)

でも見に行く、知るって大事よね。


そう考えたらほんと正倉院展ってのはすごい展示なんだとおもうわー…✨✨


強引に奈良の話にしたところで。

続く(笑)