前日入りしている奈良県吉野郡川上村。
池田さんは実に素晴らしいパーカッショニスト。
コロナ禍で 我が師匠 荒井先生が考えた
音楽の本来あるべき「奉納」という形を映像として、皆さんに届ける企画。
その第二弾でした。
素晴らしい一日でした。
一言でいうなら
「全ての出来事には理由がある。そしてその理由に気が付けるかどうか、自分の中に見出せるかどうかは 人生の宝を得るか失うかくらいの差がある」
…一言じゃないじゃん(笑)
この企画で私は基本的には朗読、そして内容の構築とかナレーション原稿とか、作品として形作るお手伝いもさせていただいています。
さて。
今回の舞台は 吉野川源流 水源地の森。
ここがいかに素晴らしい場所かは下見の時ブログにかきました!
残念ながら生憎のお天気…
実は一度かなりの荒天で延期をしているので、ミュージシャンの皆さんのスケジュールを考えると今日「やらない」という判断はない。
でも奥に入ればもしかしたら止んでる可能性もある。。山だからね。わかんないの。
超早朝から機材をもって技術班の皆さんが現地入りしてくれてたんだけど、電話がかかってきました。
っていっても携帯通じるとこまで行くのもまず大変な場所なんだけどね💦
「雨がちょっとひどいかもしれません。」
そう。普通のテレビのロケなら決行するかもしれないけど、この奉納収録は、コンサート会場?くらいのレコーディング機材を使ってはります。だからこそあの音がとれるんだけど!
さらには一人で何台ものカメラをセッティングするカメラマンさんが雨の中カバーかけたとしても固定させておくことの危険性。
機材に水は厳禁。
もっといえば、ミュージシャンの皆さんの楽器は雨の中演奏は不可能。
ということで、その奥に入っての演奏は断念。
川上村にあるやまぶきホールという素晴らしいホールをお借りすることができたので、そこで森への想いを飛ばしながら演奏、歌、朗読をさせて頂きました。このあと天気の良い日にたくさんのインサート画像を撮っていただき、皆さんには最高の音で最高の森の映像をみていただくことになります!
素敵なホールでね!
素晴らしい音で素敵なセッション収録できました。
変わりやすいお天気の中で、1時間ほど雨が止んだ瞬間がありました。
その時、取材にきてくださっていたとある新聞社の方がこうおっしゃいました
「昨日、丹生川上神社さんで正式参拝されたんですよね?そこでの奉納はされないんですか?」
それに閃いた荒井先生は、すぐさま宮司さんにお電話。
晴れ間のほんの1時間足らずだけ。
パーカッショニストの池田安友子さんのセッションが実現したんです!!
その模様、少しだけお届けしますね
池田さんは実に素晴らしいパーカッショニスト。
今回、森とのその瞬間のセッションをお願いしてて、それを聞くのを楽しみにしていたのだけど、はからずも この龍神様のおられる 丹生川上神社上社にてのセッションが実現しました。
もちろん神社仏閣での音楽の奉納がそんなにすぐ簡単にできるわけがない。
これは全て、荒井先生が大切に大切に育んでこられたご縁によるものなのです。
一度延期になったことによって変わったこと
延期になった意味
今日、雨が降ったことによって出来たこと気づいたことその意味。
我々は自然と神々に生かされている、ということを改めて思う時間でした。
素敵な動画がいろいろあるのでまたご紹介します。
これから カメラマンさんが日を見て源流に入り
素敵な映像をたくさん撮ってきてくださいます。
そこに、森を思いながら歌った演奏した朗読した我々の音がのります。
どんなふうにできあがるんだろう!!!
リリースは10月。
どうぞご期待ください!!