かおりんさん!
高御座を見にいきましょう!

…と、新子さんちの夏代ちゃんからのお誘い。
高御座と御帳台
「たかみくら」と「みちょうだい」
と読みますぜ。

これでピンとくるあなたは
去年の即位礼正殿の儀をきちんとご覧になってましたね!(笑)

そうです。高御座とは古代より天皇の即位の儀式に御座として用いられてきた調度品です。

普段目にすることはまずありません。
見られませぬ。

東京で公開になってたのは知ってたけど、
今それが京都御所で公開になってるんですよ!明智くん!

この機会逃したらもう見るチャンスなんてないですよ、マジで!!!…しらんけど(笑)

予約もいらなくて、無料での公開ですよ。

本来は京都御所にあるものが
東京の皇居に儀式のために運ばれて、この二月に京都に帰ってきたのです。で、三月には公開される予定が、コロナ禍で夏まで延期になったわけだな。

ってことで。
整理券取れるのかどうかも不明なので朝八時に京都御所へ!

整理券配布は8:40から。


あれ?まだ並んでない(笑)


なんなら準備もまだ(笑)

でもお手洗いいってたら行列が!!


27番目の受付でした!(笑)

うちらはりきって着物ですよ!!


暑いし。朝早いし。

でもね。
京都御所に高御座を拝見しに行くのに
着物ってのがいいわけですよ(笑)

高御座は紫宸殿にございます。

清所門から入りまして…まずあるのが
上の写真の「新御車寄」
これですな。

大正4年(1915年)の大正天皇の即位礼に際して建てられたもので,大正時代以降の天皇皇后両陛下の玄関ですね。

これ読んであれ?っておもった?
そうなんです。即位の儀式は平安初期からずっと行われてますが、大正、昭和とこの京都御所で行われていたんです。
平成の即位の儀式から東京の皇居 宮殿で行われるようになったんですな。

…こっちでやったらいいのに(笑)(ボソッ)

さて、そこから進むと見えてくるのが
承明門。から見える南庭、そして紫宸殿!この中に高御座があります。


では中に入って門からの紫宸殿



人少ないね(笑)コロナ禍と京都の暑さのせいだね。普通ならここに日本中から人来てるはずだもの。見たくて。

ここに来るまで 実際の即位礼正殿の儀のお写真が飾ってあります



そりゃテンションもあがりますよ!


紫宸殿です。

即位式などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿ですね。


高御座がみえています。

ではこれも動画で!



左手にあるのが高御座
右手にあるのが皇后様の御座である御帳台です。


さぁ!見るわよ!!と勇むわたくし。


なんて素晴らしいの!と感激してるわたくし(笑)

ほんとにきてよかった!と満面の笑みのわたくしたち。


紫宸殿には東に「左近(さこん)の桜」,西に「右近(うこん)の橘」があります

橘だけ撮影してた!


紫宸殿をあとにして、清涼殿は残念ながら修復中。
御池庭から御学問所はこんな感じ



御学問所には威儀物が飾られています。
即位の礼にあたり、儀式の威厳を整えるために棒持する 太刀や弓などですな。



あ、ここで写真添付がもうできないとameblo君が言ってます(笑)

御常御殿(おつねごてん)
天皇が日常のお住まいとして使用された御殿には
即位礼正殿の儀における服装を紹介すべくお人形がお衣装をきていたり…

いやもう、とにかく素晴らしかったのです。

高御座を拝見できたのももちろんだけど、やっぱり京都御所はじっくり見ていただきたい場所の一つであります。

って、実はこれ、明日までなんすよ。°(°`•ω•´ °)°。
すみません、ギリギリな情報で…

ってことでこのあとは二人の着物女子 京都プラプラブログへと続くのでした!