12月2日と3日は秩父神社の例大祭
ユネスコ無形文化遺産にも登録され、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに”日本三大曳山祭”の一つに数えられています。
この日は、秩父神社の女神の妙見様と武甲山の男神の竜神様が一年に一度だけ出逢える日。
その為のお祭りとして語り伝えられています。
武甲山の竜神様には、正妻である諏訪神社の神様「お諏訪様」がいます。
宵宮の二日は、お諏訪様に年に一度の逢瀬の許可をもらう為、お諏訪様が祀られている場所で「諏訪渡り神事」が行なわれます。
三日の大祭には、各町内から秩父神社に集まった六基の笠鉾と屋台(山車)とともに、妙見様は逢瀬の場である
御旅所(おたびしょ)まで運ばれます。
途中、諏訪神社の近くを通る際にはお諏訪様の気持ちを汲んで、屋台のお囃子を止めて静かに通り過ぎていきます。
御旅所に向かう最終地点は急な上り坂
団子坂を登り切った先にある逢瀬の場「亀の子石」で、やっと出逢うことができます。
屋台のお囃子が鳴り響き、5000発もの花火が打ち上げられる中、夜祭のクライマックスを迎えます。
秩父と諏訪の龍神信仰と妙見の星の信仰
天と地の融合をあらわした物語りなのかもしれないですね。






















