少し夏が終わる気配がします。

今日は、夏の家庭菜園を片づけました。


大事に育てた野菜達、太く育った根元から、パチンと切ります。枯れてスカスカのもあります。

暑さに耐えてよく頑張ってくれて感謝です。


キュウリの葉にはまだ、ウリハムシがとまっていました。どうぞお好きに召し上がれ。


夏の風物詩、地元の花火大会はここ数年中止です。

このまま、やらないのかも知れません。


前に住んでた家から花火大会の堤防まで徒歩10分と

かかりません。

毎年毎年30数年、家族で見学に行っていました。


コロナの影響でしょうけど、何十年も続いてたのに

本当にこのままやらないのでしょうか?


私は行きませんけど。


あまりに恒例で近いので、時々は欠席しまーすと

いう家族もいました。ドンドンという音で、さぁそろそろ観に行くかなという感じです。


でも、それも10年前からパタっと行かなくなりました。離婚をきっかけに娘2人も相手さん有りだし、

1人ボッチは私だけ!🥲


離婚前年には元夫は帰って来なく辛い時期で

やはり恒例の花火大会にも来なかったです。


ひょっとしたら、ひょっとしたら

「ゴメンゴメン、仕事で遅くなっちゃって!」

と後ろから元夫が来てくれるのを期待していました。

1人堤防から花火を観たけど、泣きそうです。


花火を観るというより、元夫が家族の為に来てくれるか?来ないのかの私なりの賭けでした。

暗いから、私を見つけれないのか?いつも同じ場所なのに。


川面に花火が映っているのを眺めながら、なんで?と自問していたのを思い出します。

川の流ればかり、じーっと追ってました。


離婚してから、一度1人で堤防に行きました。

最後かも知れないという思いです。

実際、最後でした。


義母、義父も一緒に毎年の家族6人のお楽しみ。

今も皆んなの笑い声が聞こえて来るような。


もう二度とない事なんです。


花火の美しさよりも、あのなんとも言えない

孤独感と離婚はほぼ確定の予感と覚悟を決めないと

と複雑な感情を思い出します。

ただただ悲しかった。そして怖かった!


私は惨めでした。


ドンと高く上がった花火も消え、青々と実を付けた

野菜達も最後は枯れ果て、人間も静かに終焉を迎えます。当たり前だけど。


なんでも、終わってしまうと、良くても悪くても

淋しいです。


今は?

逞しくなりました。辛い事を乗り越えて学んだと

思います。良い経験をしたとまでは言えないけど

前を向いて歩いてます。


そうだ!秋野菜頑張ろう!

私は、元気で明るい人なのです。