重大な結論は、じっくり考えないとね。


でも、とりあえず、土地の名義は、約束通り

私にしてね。


知り合いの不動産屋さんに、相談。

直ぐに、司法書士を紹介してくれて段取り。


「あ、ちょっと待ってください。」

手続きするの早くないだろうか?


私としても、どこか、実現させてはいけない

気がした。


夫は了解してはいたが、まだ離婚が確定してない。


不動産屋さんとしては、相談受けたけど、仕事には

ならない。(今は売却でお世話になってる)

早く決着したい。


まごまごする私を見て、不動産屋さんがちょっとイラッとしたのが分かる。


気が小さい私は、

「お、お願いします。司法書士さんにお願いします」


ホント、いいのかしら。


娘の運転で助手席に夫が乗る。

司法書士さんに行く道中、


夫は黙って泣いていた。


何を思って泣くの?


思わず私は「行きがかり上、こうなっちゃったけど、

事が治まって、落ち着いたら、また、あなたの名義に

戻せばいいよー」と、後ろから助手席の夫の肩をさすった。

(そんな簡単な話じゃない!税金がかかる!)


この期に及んで、私は一体どうしたかった!


その後、彼の名義に戻る事はない。


私って、せっかち

焦りがあるので、ゆっくり、よく考えてが出来ない。


私の名義にした事は、

良かったのか、悪かったのか?

     (今は良かった!チョーラッキー)



夫は離婚して再婚した際、娘のラインに

「お父さんは、土地も家も無くなりました。

住む所がいるので、彼女と結婚することにしました。」


まるで、私のせいで彼女と結婚したみたいないい方。

まるで、犠牲者だと言わんばかり。