前に、まだ姑が生きていた頃

もう、不倫していて、バレていた。


姑さんに言われました。

「息子が言っていたけど、アイツ(私)は、俺より

お金だ!って言っていたよ。」


私「はい、そうです。」


へー? そんな風に見てたのね。


当たっていると言えばそうだけど‥当時はそうかも。


でも、今は違うよ。


それにあなた、お金無いじゃない。


子持ちだし、先々の不安は誰でもあるよ。

お金の話しは大事だよ。

要らないという人いるの?


離婚してないし、お互いに意見は一致している。


でも、不安なので、

離婚時の財産分与を一筆書いて貰った。

いや、書かせた。


書いている最中、彼は一度腹を立てて破り捨てた。


内容は、彼が初めて発覚した時に口走った内容。


なだめて、また書き直し。

「大丈夫、離婚しなければいい話しだから。」


彼の言った通りの内容。それは、


土地建物全て、妻へ。

退職金は全て、妻へ。

通帳、保険全て妻へ。

年金は半分、半分。

子供達が大学出るまでの生活費を面倒みる。 

やりたい放題!

笑いが止まらない。


私は強欲!嫌なら不倫やめればいい。


発覚当時、彼は狼狽えて思わず言った内容とはいえ


そんな話はひっくり返せばいいと思うけど、


そこが、彼の良さというか、一度口に

出したら、それは約束で、

約束は守らねばならぬ。という考えね。


一筆書いたけど、

これは離婚時に発生する約束事。


彼は、最後にサインして、

(離婚までとする)を書き足した。意味ないじゃん。


なんか面倒くさい。離婚しなければいい。


これは、私の脅し。


数年後、離婚する随分前に

土地建物は、 私の名義に変えた。


離婚時でなくて、良かった。


すでに、私の物だから、財産分与の中の

財産に計上されない。


作戦ではない、結果そうなっただけ。