阪急電車、見ました。


http://hankyudensha-movie.com/


私は阪急沿線上に住んでいて、阪急関大前駅まで、毎日通学していました。

チョコレート色の、レトロで高級感のある電車で、

関西人からも、ひそかに不動の人気を誇る電車です。


私の好みの映画でした。

あのなかに、何か強烈なメッセージやインパクトがあるわけではなく

いろんな人の日常をただ描いていっただけ。

そういうのが、好きなので。

こってりしているように見える関西ですが、実際は、素朴で穏やかな、

この映画みたいなカラーで、そこが私のお気に入りでした。


人は、生を受けて生き始めるのだが

何か大きなことをやるために生まれたとか、

せっかく生まれたのだからあれもこれもしなければいけないとか、

べつに、そういう指令は、誰もうけてきていないはずで。


オルゴールのように、ねじが巻かれたから、人は生き始めるだけ。

そのねじは、人によって巻かれ方がちがっていて、

たくさん巻かれた人もいれば、そうじゃなかった人もいて、

自分のねじがどれだけ巻かれたか、

いつ止まるのかについて、誰も知ることはできない。


そのねじが止まるまで、ただ生きていくことくらいしか、

べつに、きまりは、ひとつもないはずなのだ。

ねじが止まるまでは、何をしようが、何が起ころうが自由、人それぞれ。


私が阪急電車に乗っていたころも

たぶん、あんな日常が、いろんな人に起こっていたのだろう。

誰もいちいち言わないし、周囲はふつう、気にもしないけど。


ああいう感じの色が描ける監督が、私の好みみたいです。

ふつうな感じを上手に淡々と描いたなあと。









今朝は海でモーニングページをやりました。

思いっきり、前向きなストーリーを書きました。

がんばって、がんばって、前向きなことを書きました。

書けば本当にそうなるからと、がんばってがんばって、信じて書きました。


午後は空いていたので、

あれもこれもやらなきゃ。と、仕事がんばるつもりだったのに

結局、泣き崩れて、時間だけがあっという間に過ぎました。


いつまで泣きつづけるのだろう。


脱サラしたら弱くなって困ったもんだ。

仕事、仕事しなきゃ・・・。


気が病み、泣いてばかり。

昨日は夜遅くてぐったりだったから

早く寝たかったのに、

泣いてくずれて気が立ってしまい

ろくに寝れず。


今朝も、まだ5時なのに涙がでてきて目が覚めて、

泣きはらした。


桜見に行こうと前々から思っていたのに、

気が滅入って滅入って滅入って

一歩も外出ができなかった。

なにやってるんだろう。


気分転換が、本当に下手で困る。


落ち込むとどん底まであっさり落ちて

力がなさすぎて、自分で起き上がってこれなくなるのだ。


いつ立ち直れるのかなあ。

今日は、さすがに寝たいなあ。