昨日から騒がれているニュース
報道を見れば見るほど胸が締めつけられています。
昔からずっとさがしていたこの曲名が偶然わかり、
動揺しながらも楽譜を注文。
この曲を聴いてると
枯れきったはずの涙がまたどこから。
脳さえやられていなければ、人は、亡くなる前日でも
意外なくらいに、ふつうにしゃべります。
電話で取材を受けるのも、べつにおかしい話ではありません。
むしばまれてゆく体で、呼吸はつらいけれども、
きちんと話すことは可能です。
たぶん、立派に千秋楽を迎えようとがんばっているのです。
病気がばれずに取材が終わってほっとした、
明日も(命が)あればいいな、と
思ったと思うのです。
その快活な話しぶりを聞いて、
明日亡くなるなんて思っていない。
医者の予告なんてすべてうそだと
思っていたい。
明日かもしれない明日かもしれない
歩く足取りも不確かで、何かにつけては
すがりつくように泣き崩れていただろうと思うのです。
楽譜届いたら、弾けるようになるかなあ。