オフィスの日曜大工をしながら、泣けてきた。
日曜大工なんて、やったことないし、
べつに、好きでもないよ。
私、不器用だし。
でも、あまりにも劣化が気になるもんで、
さっき、疲れた体でやっていたのだが。
涙ぼろぼろ。
以前は、やってもらっていたことを
自分でやっていかなきゃいけなくなったことに
涙がでた。
こんな几帳面な仕事は、もう、なされることはないと思いながら、
きたなくなったテープをはがした。
こうやって、人は強くなるのだろうか。
べつに、そこまで強くなりたくないけど。
うずくまって、しばらく泣いた。