子供の情緒が不安定なのは、親の情緒が不安定だから。

おもしろいことに、しつけしつけと厳しく叱り飛ばしている親の子に、問題児が多い。

叱り飛ばすことが、親の仕事とは思えない。

顔がまんまるぽっちゃ君は、とてもおとなしくてかわいらしいけれども、

じゃあ、親が厳しくて叱り飛ばしてばかりいるかというと、全く怒らない親である。


ところで、お医者様の子もあずかったりしている。

お中元をいただいた。

人生皆無の経験で、毎度のごとく、腰が抜けて座りこむぐらいだけれども。

私は、あまりにも、プレゼントは慣れていない。


少なくとも、リクルートのサラリーマンで高額の広告を売り歩く私に、

どの一人としてプレゼントなど、くれはしなかった。

べつにそれはふつうだと思っていたし、望んでいたわけではないけれども。


奥様は海外出身のモデルばりの美しさで、旦那様はお医者様。

とても素直でかわいらしい奥様と、イケメンのお医者。

家の前を通ったら、なんとヨットがあった。


言いたいことは3つあって。


子育て子育てとしつけ厳しくしておきながら、子を問題児化させているかもしれない親の勘違いと、

お中元をいただき、腰がくだけた私と、

優雅なご家庭の余裕ある演出。


どれも、私にとって、とても本質的なことで

腰がくだけたままだったり。


日々追われる支払いにいっぱいいっぱいで、

感謝の気もちをもってるとはいえ表現ができないより、

やっぱり、きちんと表現できる余裕があれば、

人生はがらりと変わるだろう。


そんなことなら、今からでも、私もお医者さんになりたい。

と、思ったりもする。


無職ランナーの藤原新を支えたのって、産婦人科医の奥様みたいじゃないか。

医者に勝るものはない。

ことを、脱サラして、初めて知った。

医者がそんなに素晴らしいことは、高校生のころから知ってる子、たっくさんいるのにね、

あの頃に戻れるなら、医学部を受験する。

免許で仕事がしたいなあ。