1人では何もできないくせに、集団でいると、気がでかくなり、
人に危害を加え、反発し、
真っ向からやり合うのも、ばからしいと考え、
やり合うのをやめ、現場の証拠を写真でおさえることに専念し、
八方塞がりの状態を、緻密につくりあげた。
どこに逃げても、逃げられない。というように。
たった1案件なのに、どっと疲れ、
その後は、何もできなかった。
こういう案件を、毎日のように抱えて対処する職業の人は、
身がもたんと、初めて同情した。
かつては、あんなに大嫌いだった、職業の人。
あの人たちは、何もしてくれなかった、クズだ。
と思いつづけて生きてきた。
怨念、憎悪ともいえる、うらみを抱え、生きてきたから、
本能的に、こういう行動をとってしまった。
ずっと忘れることができなかった、あのときの恨みをはらすかのごとくに、
全く別人だが、当時と同じ光景があったから、思わず。
でも、バカみたいにやり合うのはやめて、
先回りして八方塞がりにした。
私は冷静だったし、緻密だったし、絶対に逃げ場はもうない状態にしてしまった。
今日の私は、自分でも驚くように、賢かった。
その職業の人が、事情をくわしくと、私を訪れ、
十年来の怨念の人たちと、話し合うことになったが、
話してみると、彼らは人間だったし、べつに、クズではなかった。
情報が入ってこないため、決定打が打てずに、動けないのだと思った。
ほら、証拠もないのに、仮の人を、犯人にはできないのだ。
彼らは、まっとうなことを言っていたし、味方をしてくれたし、
初期で撲滅していくことが、いかに大切だが、情報が入ってこない時期でもあるから
対応が難しいと言った。
一番の犯人の名前を、絶対に言わなかったさっきの男児を思い出した。
何をかばっているのか。それをすれば自分がいじめられるって思っているのだ。
そもそもがおかしい。世の中は、きちんと悪人を処罰するのに、
世界が狭すぎて、そういうことすら、わからないのだ。
別にその男児が言っても言わなくても、私が写真で収めているからいつかはバレるのに、
それでも、言わないのだ。えらそうにするわりに、頭がまわらないのだ。
今日は頭に血がのぼっているから、何が言いたいかわからなくなったけど、
ひとりでは何もできない集団バカと、
クズだと非難しつづけた職業が、まっとうだと知り、何十年の怨念が、晴れたこと。
いじめは、ひとりでは何もできない集団バカほど、引き起こすもので、
オレは弱いとか、家庭がどうとか言いながら、「いじめたのはしかたがなかった」と正当化しがちだが、
世の中にご迷惑をかけまくっていることを、早いうちに気づくべきだし、
また、大人になってからも、そのままバカでいつづけることだけは、
愚かで目も当てられないから、やめてほしいと思う。
どこかで気づくことが、せめてもの償いだと、思ってほしい。
今日のは、いじめ問題ではないけど、
私は、いつも、そこに結び付けていくきらいがあるから、
でも、根源は、そういうこと。くだらない事象は、バカが引き起こすものであること。
バカは己の自制がきかず、だから、バカと言われるのだということ。
お勉強ができないからバカなのではない。学業の話をしているのではない。
1人では何もできないくせに、集団でいると、気がでかくなり、
人に危害を加え、反発し、注意されれば、自分は大人と主張するなら、
ちょっとは、本当に、大人になってほしい。
今日の写真は、ただの証拠として撮っただけだ。
今度何かあったときに、これを使うから。
と言って、笑顔で、今日は終わった。
携帯すべきものは、懐中電灯よりカメラだと、痛感した日でもあった。
言い合うより、現場をおさえる。証拠をおさえる。現実的で賢明。