母が、昨夜、骨折しました。

夜道、そっこうに、足を突っ込んでしまったらしく、

それくらいで折れないはずなのに、折れたらしいです。


運動しないから仕方ないと思うのですが、

なんだか、年を感じて悲しくなりました。


なのに、今日も元気に台所でがんばる母。

料理好きの母の記録を、

少しずつ、残していきたいと、思うようになりました。


母のエピソードでいうと、


高校生のころ、学校給食はなかったので、

母は毎日早起きして家族全員の弁当をつくって

私にも持たせました。


友達は学食をよく利用していて、

150円だか300円だかをかばんからだしては、

うどんやカレーを食べに行っていました。


すごくうらやましかった。

なんか、コーコーセーって感じですよね。


でも、母は、お昼ごはんのお金をくれず、

弁当を持たせつづけました。


でも、いつも、「ご飯がおいしそう」、と友達に褒められました。

「今日のメニューは何?何?」と、チェックしにくるコもいました。

「学食で食べたいと言っても、許してくれなくて、イヤだ」と、私はふてくされていました。


母とケンカするときは

「なによ!どうせ、ご飯つくることしかできないくせに!」と、私は言いました。

母は、目に涙をためて、「毎日大変ながいよ」と、私を見ました。


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今日は、クリスマスですが、

今日にかぎらず、いつも、いつも、もう万年といってもいいほど

我が家の人間は、全員、家食べ、家呑みです。


父は、超固くて神経質の完璧主義の責任感も強くクソ真面目の、顔にA型とでっかく書いてある人で

健康診断の結果が悪く、万年ひっかかって、精密検査に行っている人ですが、

ふしぎと、長生きしています。

今も、隣で、年賀状に追われています。


我が家の栄養士のおかげだと思います。

私も大人になり、ちょっとは料理を作らねばという時になってようやく、

母の料理の腕前がすごかったんだと知ってびびりました。

(食生活にも原因がある高血圧、糖尿病などの成人病って、幼いころからはじまっているんですって。

症状が出るのは大人になってからっていうだけ。)


我が家は、クリスマスであれ正月であれ、関係なく、家食べ家呑みに徹するのは、

母の料理があるからです。予定がないからというのが一番理由だけど。


妻の料理がうまければ、旦那は毎日帰ってくる。


これ、ほんとだと思います。

私も、これは、見習わねば、と、今は超、素直に思う次第です。

やっぱ、料理を楽しみに毎日生きてる、のが正解のようです。

外食好きさんは、残念ながら家より外のほうがおいしいと思っているようです。



遅くなりましたが、本日のメニュー。


タンドリーチキン。

母が職場で作ったものを再度作ってくれました。

カレー、ヨーグルトが入ってて、激ウマ。インド的。我が家絶賛。



日々成長ブログ


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手づくりシチュー。

母は既製品のルーは使いません。

これがふつうかと生まれてからずっと思っていたけど、

んなわけないね。

私はルーしか知りません。