先日、昨今の花形職業でもある公務員を辞めたという人がいた。
なんとなく、驚く。
我が家は公務員家系で、昔から公務員はよくすすめられた。
でも、無理強いされると反発したくなるせいで
すべてをふっ切り、サラリーマンとして生きることを選んだ。
しかし、サラリーマンは、たいしてよくなかった。特に我が世代。
契約、派遣、そういう「都合のいい女」的な立場が乱用され、
ベビーブームの大量人口バブル世代が正社員の立場を独占し、そして高収入世代のため、
われわれは「余ったカネ」をチビチビといただくことしかできず、
いくらがんばっていようが、経済が傾けば、
「都合のいい女」からとっとと追い出される。
私たちは、ふつうにがんばっただけでは、彼らのような収入や安定を得ることは
不可能である。たとえ、彼らより優秀だったとしても。
そんななかでがむしゃらに自己研さんするのもバカらしい。
すればするほど、むなしくなるだけだ。
それが、私が無謀に起業をした一番の理由だ。
べつに、起業願望が強かったわけではない。むしろ、なかった。
公務員を選んでいたら、のんびり
安定生活を一生歩んでいけたかもしれない。
親の言うことを聞いておけば。
と後悔した。
その花形職業を、なぜ辞めてしまったのだろう。
隣の芝生が青く見えたのか、どうなのか。
わからないけど・・
ただ、もっと上級の国家公務員になるからだったりしてね笑。