子どもと触れ合うことが増え
以前は子ども嫌いで「うるさい」としか思えませんでしたが
今では元気の素になっています。
子どもは大人とちがい、砂にしみるように変化、成長していきます。
子どもの世界では夏休みが近づいてきています。
夏休みのイメージってどうですか?
楽しくて海、山、プール、旅行できていいじゃないか、
かぶとむし取ってさ、
オレなんて毎日仕事だよ、いやんなっちゃうよ、
うらやましいぜ、おまえらが。
って、お父さん、よく言ってきませんでした?昔。
私も大人になるにつれて、子どもの感情を忘れてしまいますから、
同じようなことを子どもに言ってしまいそうになります。
しかし、ホントに小学生のころ、夏休み、楽しかったですか?
海に行っても親は日焼けしたくないと出てこないし
暑くて機嫌悪くなって「はよ、帰るよ」と怒られるし、
プールも、塩素強くて目痛くて開けられないし、
寒くて震えていても「入れ!」と強制的に投げ込まれるし
旅行だって、親についていくのに必死でどこ行ったかなんて覚えていません、私はね。
結構、親が行きたいところにつれていかれたりして。
ここは、皇后が来た湖なのよ~、覚えておかれ~と言われても
子どもにそんなの興味ないし。
友達も少なかったから夏休みはよけいに孤独を感じていました。
子どもの視野ってすごくせまいです。
新しいことをすぐに吸収できず、むしろ新しいことに恐怖心をもっています。
子どもは自由でいいなんて言われていますが
たぶん、あんまり自由じゃない。選択肢はたぶん子どもにはありません。
習いごとも、父が野球好きだと子どもも野球部になってしまいますしね・・・。
っていう、子どもの視点を思い出すこのごろ。
子どもは決してラクではありません。
あんまり大人の勝手な思いこみで「子どもはラクでいいよ」なんて言っちゃ
やってらんないだろ~な~って思ったりします。
どれだけ早く自分の口を持つってことが大事なんでしょうね。