年をとるにつれて、

私は身の回りにものを置かなくなった。

殺風景もいいところだ。


必要なものしか置きたくない。

あってもなくてもいいものはまず置かない。


置かないポシリーというより

ただ、面倒くさがりなだけだと思う。

それに輪をかけるように

最近は、財布のひももかなりかたくしないといけない状況になった。


たまに来る交流会などのお誘いはまず断り

マラソン大会もとてもおもしろいもの以外は入れるつもりはない。

余剰経費だと思えるものは徹底的に排除していってしまうこのごろ。

やっていてむなしいし悲しくなるときもある。


上昇気流に乗るといきなり身軽になるけど

いったん下降気流に乗ってしまうと

最低な人間にまで堕落していってしまうのが

自分のいやなところだ。


でも、おいしいワインを飲みにつれていってくれる人は

いないだろうかワイン。最近、ワインを大切な人と空けるのは

なんとも楽しいと書いているブロガーが多く、

そればかりはいいなあと羨ましくなったりして。

私にとってワインは未知の世界。苦手意識が強く、まったくわからないのだ。

でも昔ワイン好きの上司に1本飲ませてもらったワインが

すごくおいしくて洒落ていて

とてもうれしかったことを覚えていて。

セレブになったような気になりましたわ。

「おまえがワイン苦手なのは、まずいワインしか飲んだことがないからだ」

と、まあ、さすがバブルな発言をしてくれ、ほれぼれ。


結局、お誘いを断りつづけていると、

自分にわかるビール、焼酎、日本酒の世界で終了してしまうのが

最近はマンネリできつい。マイ酒棚に焼酎、日本酒ばかりが

並んでいるのは、最近、どうなんだろうと思えてきたわ。

しかも1升瓶だらけで、酒屋みたい汗


ワイン飲み会だけは解禁しないと。

めちゃくちゃおいしいワイン限定にしよう。

ワインにチーズとか、そういううんちくに今は浸りたい。

心が痩せてしまわないうちにそういうことを今はしたいなあ。