最近、日経新聞のシリーズ「低温世代の経済学」に熱心なワタシです

「最近の若者は上昇志向がなくて控え目で」とつい最近まで言われていましたし、今も言われてる??
のですが、私としては言われても「ん?」という思いでずっと生きてきたわけです。
別にそんなことないけど。
自称キャリアウーマンだと思ってるし。家に帰るのは早いけど。日曜日は家で遊ぶの好きだけど・・・。
パチンコもしないし合コンでお酒飲んだり派手に遊ぶの苦手だし、でも株は一生懸命だよ・・。
確かに私の上司世代は日経によれば
「地位」「名声」「収入」をつかむべくがむしゃらに働いたバブル世代。
いつ寝てるの?という時間に業務メールが入っていてびっくりすることもあります。
それに対し今の20~30代の「低温世代」の幸せとは「堅実、充実」だとか。合ってるし

一流大学に入って一流企業に行くのが幸せという方程式は、バブル世代の若者は魅力を感じたが
今は低成長の時代。
高度成長期を生きたことがないから、今の時代を悲観視もしていない。「こんなもんだ」と冷静だ。
だって、たとえ親に尻を10年くらい叩かれ続け頑張っていいとこ行けても、卒業したら氷河期で就職活動もしんどかった世代です。頑張ってもそこそこの結果しかならないことにある意味慣れていますので大きな夢は抱きません。
なので、ある意味「静かだが、堅実に欲しいものを手に入れる」しぶとい世代なのではないだろうか。
「今の若者は元気がなくてダメだ」と一喝してしまうのではなく
ジェネレーションギャップと捉え論理的に考察している点でこのシリーズはおもしろい。
能登のおみやげに「のと」と書いてあるクッキーを見て
「これは能登のおみやげって絶対わかるからいいよね
」と納得する私は、絶対「低温世代」。
